【連載】何かヘンだ”がわかる! 急変前に気づく五感アセスメント
第1回 急変を見抜くには「ホメオスタシス」を理解する!
- 公開日: 2015/8/2
はっきりとした予兆もなく、患者さんが急変したり、重篤な疾患が進行していたりする経験があると思います。そのような急変に先立って、先輩の看護師や医師から「あの患者、何かヘンだよね」という直感的な台詞を聞いたことがあるかもしれません。
この連載では、急変前の「何かヘン」と感じる患者への直感的な違和感について解説し、急変を見抜く力を養います。
急変とは? 予兆とは?
患者さんの状態が急激に悪化して生命の危機が迫ることを「急変」といいます。急変の少なくとも6~8時間前にはその手がかり(予兆)=「危険なサイン」が現れます。
例えば、高熱で緊急入院した患者さんのところへ、翌朝ラウンドに行ったとしましょう。上記のような様子をみて、パッと「何かヘンだ」と「危険なサイン」を感じることができますか?そして、そのサインが何を意味しているのかを説明できますか?
参考になった
-
参考にならなかった
-