褥瘡ケアでよく聞く「背抜き」とは? 方法を解説!
- 公開日: 2015/7/10
褥瘡の予防・治癒促進に欠かせない栄養管理。ここでは栄養状態の観察・アセスメント、栄養補助食品の選び方などをわかりやすく解説します。
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『ずれに対するケアのポイント』
ヘッドアップ時に、患者さんをベッドから離すことで「ずれ力」を逃がします
寝ている患者さんをヘッドアップする時、逆流による誤嚥性肺炎予防のためのヘッドアップは30度にとどめます。その際、自重で身体が下がる力とベッドが上がる力との間に「ずれ力」が生じます。この「ずれ力」が褥瘡を引き起こします。その「ずれ力」を考慮し回避するため、ヘッドアップ後は「背抜き」を行います(図1、2)。
最近では、固形化された栄養剤や、胃の中で固形化する製品があるため、これらを活用して、ヘッドアップの時間を少なくすることも有効です。
もっと詳しい「背抜き」や「ずれ力」対策については下記の記事が参考になります。
『ずれに対するケアのポイント』(『ナース専科マガジン』2015年7月号から改変利用)
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