エンゼルケア・逝去時のケア
エンゼルケア・逝去時のケア関連の記事の一覧です。
死後に行う処置、保清、エンゼルメイクなどの全ての死後ケアを「エンゼルケア」または「逝去時ケア」と呼びます。ご家族への対応や、病院であれば、患者さん死亡後のお見送りも含みます。病気で家族を亡くした人は心身に多様な障害・症状が現れますが、それらのほとんどは「悲嘆(グリーフ)」に根ざしたものです。このことからも、終末期からの家族とのかかわりは、グリーフケアにとって重要であるといえます。
まとめ記事
*エンゼルケア(逝去時ケア)とは?目的・手順など
エンゼルケア・逝去時のケア 記事カテゴリ
「エンゼルケア・逝去時のケア」の記事一覧
15件/82件
第2回 【エンゼルケアQ&A】最近は綿つめを行わない?
▼エンゼルケアについて、まとめて読むならコチラ エンゼルケア(逝去時ケア)とは?目的・手順など 家族の意向に寄り添って最期のお別れの場面を創出する「エンゼルケア」が、多くの病院や施設で実践されるようになってきています。よりよい死後ケアにつなげるにはどうすれば
2013/9/25
第1回 エンゼルメイクは誰に対しても行ったほうがよい?
▼エンゼルケアについて、まとめて読むならコチラ エンゼルケア(逝去時ケア)とは?目的・手順など 家族の意向に寄り添って最期のお別れの場面を創出する「エンゼルケア」が、多くの病院や施設で実践されるようになってきています。よりよい死後ケアにつなげるにはどうすれば
2013/9/22
第1回 エンゼルケアの新展開
いま、臨床で、死後の全身の変化を見通した適切な逝去時ケアのあり方が整理・工夫され始めています。ご家族がご遺体に触れ合える、そんな状態で見送られるように、看護サイドがご遺体に対してできることは少なくありません。今回は、その新しい動きを紹介します。 トータルケアとしてよ
2011/12/22
最終回 子どもと患者さんが触れ合える環境をつくる(後編)
前編に続き、これまでの内容を踏まえ、あらためて看護師が期待される役割について考えていきます。 [3]環境をつくること──患者さんと子どもの距離を縮める (1)来院しやすい環境づくり 病院といえば、大人だけでなく子どもも、「怖い」「痛い」などといったマイナスのイメ
2011/12/16
第17回 子どもと患者さんが触れ合える環境をつくる(前編)
これまで、医師やソーシャルワーカーなど、医療の場で「大切な人を亡くす子ども」にかかわるさまざまな職種の人に、その役割について、事例を交えて説明していただきました。 どの職種からも一様に、「いつも患者さんの側にいて、子どもに接する機会の多い、看護師との協働がとても重要」と
2011/11/9
第16回 チャイルドライフスペシャリストの役割(後編)
子どもの感情を表出させるためには、「遊び」は大切な要素です。CLSは、子どもの様子や状況を見ながら「遊び」を提案し、子どもの感情が表出できる環境を整えていきます。もう一つの事例を見てみましょう。 「遊び」の中で子どもは感情を表し、消化していく 子どもにとって「遊び
2011/11/2
第15回 チャイルドライフスペシャリストの役割(前編)
病気の子どもたちが治療や入院によって受けるストレスを軽減し、子どもらしい生活が送れるようサポートする専門職種がチャイルドライフスペシャリスト(CLS)です。 日本の医療施設では主に小児科などで、病気の子どもの精神的ケアを行ってきたCLSは、近年ではその専門スキルを生かし
2011/10/25
第14回 子どもの心に寄り添う心理療法士の役割(後編)
心理療法士が親を亡くす子どもにどうアプローチし、かかわっていくか。後編では、前回の事例で紹介した、がん末期の母親の看取りの場面でのかかわりと、もう一つの事例を紹介します。 子どもの生活感覚を尊重し看取りの時期を過ごす (前回からの事例の続き) 身体的状況が切羽詰
2011/10/18
第13回 子どもの心に寄り添う心理療法士の役割(前編)
心理療法士は、子どもを含めたさまざまな心の反応に関する知識と心理的アプローチの技術を身に付けた心の専門家です。 病気の親をもつ子どもに対しては、まずは主治医や看護師からの依頼を受けて、子どもの理解の仕方やかかわり方をスタッフにアドバイスするほか、状況に応じてカンファレン
2011/10/11
第12回 社会的・心理的援助を行うMSWの役割(後編)
前回に続き、終末期を迎えた母親と子どもたちとのかかわりの事例から、堂園メディカルハウスの副院長であり、MSW(メディカルソーシャルワーカー)である堂園文子さんが、社会的・心理的支援を行うMSWの役割についてまとめます。 事例――最期のときに向けて、子どもたちに伝える
2011/10/4
第11回 社会的・心理的援助を行うMSWの役割(前編)
鹿児島市にある堂園メディカルハウスは、総合診療科をもち、ホスピスケアを充実させた有床診療所です。外来通院、入院、在宅ホスピスなど、患者さんだけでなく家族を含めたその時々の状況に最も適したかたちで緩和ケアを提供しています。 その中でも特に、親を亡くす子どものケアに積極的に
2011/9/27
第10回 客観的情報を伝える医師の役割(後編)
在宅ホスピスの医師として、患者さんを看取る子どもを含めた家族にかかわってきた川越厚さんが「客観的情報を医師が伝える」ほうがよいと考えるに至った、もう一つのエピソードを紹介します。 子どもに客観的情報を伝えた方がよいと思うわけ 親の病気について、一般の人が子どもに説
2011/9/20
第9回 客観的情報を伝える医師の役割(前編)
今回は、在宅ホスピスの医師として、患者さんを看取る子どもを含めた家族にかかわってきた、川越厚さんに「客観的情報を伝える」という医師の役割について、子どもへのケアが整いやすい在宅ホスピスの例をもとに紹介してもらいます。 子どものショックをフォローできることが条件 在
2011/9/13
第8回 子どもに現れる反応(後編)
病気に対する親の不安が、子どもの体に現れる場合も 前編で述べてきたように、親ががんになった場合、感情面、行動面での変化が子どもには多く見られます。特に、親が強い不安をもつ場合は、子どもに与える影響も大きく、子どもも強い不安を抱くようになるといわれています。泣いたり、怒る
2011/9/6
第7回 子どもに現れる反応(前編)
子どもは、親の病気やそれに伴う生活の変化に巻き込まれたとき、子どもなりに「これまでと違うこと」を察知します。子どもに過大な不安を抱かせないためには、親の病気を伝えていくことが必要となるでしょう。それと同時に、子どもが親の病気についてどう感じているか、子どもの心の変化を把握
2011/8/30