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救命救急処置

救命救急処置関連の記事の一覧です。

急変が起こった場合、まずはBLS(一次救命処置)を行い、反応がなければさらに高度なALS(二次救命処置)に移行します。その場にいるスタッフが「ACLSはチームによる蘇生である」「蘇生に精通したスタッフがリーダー役を担う」ということを共通の認識としていなければ、スムーズな蘇生は行えません。蘇生は急変対応の基本です。日頃から施設内で手順やスキルを共有しておくようにしましょう。

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「救命救急処置」の記事一覧

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Mallampati分類(マランパチ分類)

Mallampati分類は何を判断するもの?  Mallampati分類は、気管挿管の難しさ(挿管困難)を予測するために用いられるスケールです。1980年代に、麻酔科医のMallampatiによって作られました1)。  気管挿管は、気管内にチューブを挿入・留置し、気道を確

2024/11/18

緊急時の輸血の手配、対応を知りたい!|トラブルシューティング

緊急時の輸血事故を防ぐために留意すること  緊急時には、迅速冷静な対応が必要となります。特に夜間・休日に急変した患者さんの処置をしながら、口頭で出された指示を受けていると思わぬミスにつながります。  輸血事故を防ぐために、緊急の場面では、特に不適合輸血が起きやすい環境

2024/1/6

日本救急医学会熱中症分類2015

日本救急医学会熱中症分類2015は何を判断するもの?  日本救急医学会熱中症分類2015は、熱中症の重症度を評価するためのスケールです。  熱中症は、高温多湿な環境下で電解質バランスが崩れたり、体温調節機能が低下して体温が著しく上昇した状態をいい、『熱中症診療ガイドライン

2023/7/15

経皮的心肺補助法(PCPS)の看護|観察項目・手順とケアのポイント、アラームとトラブルシューティング

PCPS装着時の観察項目・手順とケアのポイント 駆動装置・回路部分の観察項目・手順  「経皮的心肺補助法(PCPS)装着の準備・介助、合併症」で紹介した合併症が発生していないかの確認が必要です。観察すべき項目はかなり多くなるため、駆動装置の確認、脱血管の刺入部から送血管の刺入

2023/7/10

経皮的心肺補助法(PCPS)装着の準備・介助、合併症

PCPS装着の準備・介助  PCPSを装着し、駆動を開始させるまでの流れは表1のとおりです。PCPS装着は、心肺蘇生と同時並行で行う場合もあり、実際にはもっと複雑になります。  PCPS装着にあたって、回路の充填薬剤、カニューレのサイズ・留置方法(セルシンガー法、セミセル

2023/7/3

経皮的心肺補助法(PCPS)の原理・効果、装置・回路の仕組み、適応・禁忌

PCPSとは  経皮的心肺補助法(percutaneous cardiopulmonary support:PCPS)とは、急性循環不全に対して、機械を用いて循環を補助する治療法のことです。  機械を使って酸素化した血液を送る治療としては、COVID-19重症患者さんの治

2023/6/12

第7回 小児・乳児の救急蘇生法|心肺蘇生(胸骨圧迫・人工呼吸)、AED、気道異物除去など

小児の蘇生も成人と同様に、医療従事者を含め誰でも実施することができる一次救命処置(Pediatric Basic Life Support:PBLS)と、医療機関において医療従事者が行う二次救命処置(Pediatric Advanced Life Support:PALS)があり

2022/4/17

熱傷指数と熱傷予後指数

熱傷指数、熱傷予後指数は何を判断するもの?  熱傷指数(burn index:BI)と熱傷予後指数(prognostic burn index:PBI)は、熱傷の重症度判定と予後の推測を行うためのスケールです。  熱傷患者さんの予後は、熱傷の重症度(深度)と面積に左右され

2022/2/7

熱傷面積(9の法則、5の法則、手掌法、Lund & Browderの法則)の算出方法

9の法則、5の法則、手掌法、Lund & Browderの法則は何を判断するもの?  熱傷面積を算出する方法は「9の法則」「5の法則」「手掌法」「Lund & Browderの法則」などが代表的で、熱傷による損傷がどの程度広がっているか簡易的に算定するために用いられます。

2022/1/7

気管挿管の看護|目的、適応、手順、合併症、看護計画

*2024年10月25日改訂 気管挿管とは  何らかの原因で気道に閉塞が生じている、または生じる可能性がある患者さんや、人工呼吸管理が必要となった患者さんに対し、気管内にチューブを挿入・留置し、気道を確保する方法です。気管挿管には、「経口気管挿管」と「経鼻気管挿管」の大き

2021/12/31