脳神経内科
脳神経内科関連の記事の一覧です。
脳神経内科は、脳・脊髄や末梢神経などにかかわる疾患を診療する科です。「神経内科」という標榜診療科名は、心療内科や精神科と混同してしまう患者さんも多くいたため、平成29年度第4回日本神経学会理事会にて「脳神経内科」に統一されることとなりました。
対象となる症状・疾患は多様であり、診察の結果、骨や関節の病気が原因なら整形外科、精神的なものは精神科、手術などが必要であれば脳神経外科など、症状や疾患に合わせて適切な科に紹介します。認知症やてんかんなど、精神科と脳神経内科どちらでも診る疾患もあり、脳神経症状がみられた場合はまず、どの科の病気であるかを見極めることが大切です。
看護技術について読むならこちら!
脳神経内科で必要な看護技術を学ぼう!
脳神経内科 記事カテゴリ
「脳神経内科」の記事一覧
8件/23件
希少・難治性疾患を取り巻く現状と課題
2019年2月27日、大手サンケイプラザにて「2月28日はRare Disease Day 10回目を迎える「世界希少・難治性疾患の日」希少・難治性疾患を取り巻く現状と課題 筋ジストロフィー治療の展望・患者さんの体験談を交えて」をテーマにプレスセミナーが行われました。講演
事例:パーキンソン病患者の転倒対策における事例検討【PR】
国立精神・神経医療研究センター病院は、精神疾患、神経・筋疾患、発達障害を専門とするナショナルセンター病院であり、神経難病病棟におけるパーキンソン病患者さんの割合はおよそ7割に及びます。豊富な事例をもつ同院から、転倒対策を行った例と医療・福祉サービスを利用して在宅へ移行した
パーキンソン病患者が利用できる医療福祉サービス【PR】
パーキンソン病は、進行とともに姿勢保持や歩行の障害、認知機能の低下などを生じます。疾患への理解を深め、適切に看護できる人材の育成を目的に、日本パーキンソン病・運動障害疾患学会が主催となり、「PDナース研修会」が開かれています。2017年10月28日には、東京品川で行われた
パーキンソン病患者の転倒対策 環境を工夫して安全な暮らし【PR】
パーキンソン病は、進行とともに姿勢保持や歩行の障害、認知機能の低下などを生じます。疾患への理解を深め、適切に看護できる人材の育成を目的に、日本パーキンソン病・運動障害疾患学会が主催となり、「PDナース研修会」が開かれています。2017年10月28日には、東京品川で行われた
パーキンソン病とは? 症状・診断・治療について
どんな疾患? パーキンソン病は、1817年にJames Parkinsonにより初めて報告された神経変性疾患です。一般に、病態は脳血管障害などの基礎疾患から類似症状が出現する症候性パーキンソニズム(振戦、筋強剛、無動、寡動、姿勢反射障害などの症候を示す)とは類別されます
高齢発症てんかんについて知ろう
7月20日に大塚製薬株式会社東京本部にて、プレスセミナーが開催されました。朝霞台中央総合病院 脳神経外科 統括部長で、脳卒中・てんかんセンターセンター長の久保田有一先生が、高齢者のてんかんについて解説しました。その模様をレポートします。 小児だけではない、てんかんは
第29回 神経・筋の興奮と膜電位
神経や筋などの「興奮性細胞」は、電気的な興奮によって情報を伝えます。臨床の場で、最も頻繁にその事実に触れる機会と言えば、おそらく心電図でしょう。 では、心電図のあの波形はいったい何を記録したものなのか、正確に説明できるでしょうか? そもそも「興奮が伝わる」とは、いっ
【難病対策】ALS患者が抱える問題と看護について
今回は、難病患者さん、特に筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者さんが抱える問題と看護について解説します。 難病対策の現状と対策の見直し わが国の難病対策は、1972年の難病対策要綱で定められた難病の定義*1をもとに進められています。 5つの柱*2を中