「虚血性心疾患」の記事一覧
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狭心症患者さんの食事指導に関する看護計画|脂質異常症の治療が必要となった患者さん
狭心症の治療後に脂質異常症に対して食事指導が必要となった患者さんに関する看護計画 狭心症とは動脈硬化によって冠動脈に狭窄が生じて心筋に虚血が生じる疾患です。動脈硬化の危険因子として脂質異常症が挙げられ、生活習慣に対する介入が必要になる場合があります。今回は狭心症の治療後に
Rubenstein分類
1.このスケールは何を判断するもの? 洞不全症候群を分類するためのスケールです。対象となるのは、洞不全症候群の患者さんです。循環器内科に入院していることが多いのですが、どの患者さんにも出現する可能性があるため全科で使用する可能性があると言えます。 洞機能不
CCS分類(Canadian Cardiovascular Society functional classification)
1.この分類は何を判断するもの? CCS分類とは、自覚症状に基づいて狭心症の重症度を評価するためのスケールです。このスケールは狭心症状の有無だけでなく、歩行や階段昇降など日常生活上の労作が可能かどうかも評価項目であるため、狭心症による日常生活への支障なども把握する
虚血性心疾患治療薬の種類・作用機序と使い分け
慢性冠動脈疾患では、心臓への酸素供給量と酸素消費量のコントロール、急性冠症候群ではこれに加え、心血管イベントの予防と予後改善が重要になります。それぞれに働きかける薬の使い分けの順番や併用・順番への考え方を解説します。 虚血性心疾患に使う薬とは 虚血性
狭心症の種類・症状と診断と治療
狭心症は心臓の表面を走る冠動脈の閉塞動脈硬化の進展による狭窄などによって起こります。病態の緊急性からは、安定狭心症と不安定狭心症に分かれます。症状の出現様式からは労作性狭心症と安静時狭心症に分けられ、安静時狭心症の主体は冠攣縮性狭心症です。 ▼心不全の看護に
虚血性心疾患(心筋梗塞と狭心症)を判断するための検査データは?
検査値をみるときに真っ先に注目するのが「異常値」。症状の鑑別に必要な検査値について、よくある質問に答えます。 Q. 虚血性心疾患かどうかを判断するための検査データは? A. 「逸脱酵素」に注目します 心筋への血流が阻害されて起こる虚血性心疾患には
虚血性心疾患の検査データはココを見る!(CK-MBの基準値など)
虚血性心疾患の看護に必要な検査データをピックアップしました。 虚血性心疾患とは? 心筋に酸素と栄養を供給している冠状動脈が狭窄・閉塞し、心筋に酸素と栄養が供給されなくなった状態を虚血性心疾患といいます。 虚血性心疾患の原因 ● 動脈硬化
【虚血性心疾患】 メカニズムと検査値編
臨床の現場で検査値を活用していくためには、疾患のメカニズムとのかかわりを念頭に置きながら読み取っていくことが大切です。臓器の働きや疾患がどのようにして起こるかを確認し、検査値の動きと読み取るためのポイントを解説します。 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)のメカニズム