手術室
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「手術室」の記事一覧
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術中合併症とは
【関連記事】 ● 手術室での患者さんの体温変化と体温管理の必要性 全身麻酔時に、なぜ術中合併症が起こるのか 〝手術をする〟ということは身体にメスを入れることであり、患者さんは手術を受けることで極めて侵襲の強い痛みやストレスを伴います。例えば、血圧が上が
【術前・術後ケア】チームリーダー実践の場面 ~直腸がん患者への術前・術後ケアより~
私の看護のエッセンス ●入院している患者の一部分だけを捉えるのではなく、患者の全体像を把握します。 ●後輩看護師、先輩看護師の懸け橋となることが、中堅看護師の役割です。 ●患者を中心としたチームの対話で患者のケアが生まれます。 事例紹介
【術前・術後ケア】重症度が高い病態の患者を受け持った場面 ~大腸穿孔患者への術前・術後ケアより~
私の看護のエッセンス ●患者の「今」に捉われず、患者を点ではなく線として看ることが重要です。 ●業務優先の看護になってしまうことはありますが、そのことに気づき、気づいた時点で修正を行うことが大切です。 ●中堅看護師としての気づきをきっかけに、チーム
【術前・術後ケア】患者が周術期に抱く不安に対応する場面 ~直腸がん患者への術前・術後ケアより~
私の看護のエッセンス ●患者が自分らしく過ごせるように支えます。 ●患者の不安は何なのか、漠然とした言葉にならないものなのか、具体的なものなのかを明らかにします。 ●チームで患者を看ます。 ●確実なケアは信頼につながります。 事例紹介 Bさ
【術前・術後ケア】患者中心の医療を調整する場面~乳がん患者へのケアより~
私の看護のエッセンス ●患者中心の医療とは、患者の意思決定のプロセスを支援し、患者を取り巻くさまざまな人がつながれるよう、その連携を図っていくことが、看護師の大きな役割となります。 ●患者の不安、日常生活での影響について一番身近な存在である看護師が情報
第2回日本周麻酔期看護医学会 開催のお知らせ
周術期、麻酔領域の医療に興味のある方どなたでもご参加できるオープンな学会です。 開催日 2020年2月23日(日) 場所 聖路加国際大学 臨床学術センター (〒104-0044 東京都中央区明石町10番1号) テーマ 周麻酔期看護師と
聖路加国際病院での術後回診チーム(Acute Pain Service)
当院の術後回診チーム(APS;Acute Pain Service) 術後回診チーム(APS;Acute Pain Service)とは 当院では2016年よりAPSの活動を開始しました。APSのメンバーである麻酔科医師1名、周麻酔期看護師1名が主に術後1日
症例から学ぶ! 術後痛管理の実際
前回、さまざまな鎮痛方法を紹介しました。今回は症例を提示し鎮痛方法の実際を解説していきます。 症例1 事例紹介 70歳、男性、身長175㎝、体重58㎏、特に既往のない患者 診断:下部胆管がん 術式:膵頭十二指腸切除術 麻酔方法:硬膜外麻酔(カテーテル挿入部
手術によるDVTのリスクはどう評価して、予防する?
DVTとは DVT(deep vein thrombosis)とは深部静脈血栓症のことで、皮膚を見たときに浮き出ている表面の静脈ではなく、身体の深いところにある静脈に血の塊ができ、栓をして流れを止めてしまう疾患です。足の静脈にできることが多く、血栓が血流に乗って肺動脈
術後痛管理の実際〜さまざまな鎮痛方法〜
鎮痛方法には代表的なものに薬物療法、理学療法、精神・心理学療法などがあります。今回は術後痛の管理で身近に行われている薬物療法について解説していきます。薬剤を用いて行われるさまざまな鎮痛方法と、それらの鎮痛方法を用いてより効果的に術後鎮痛を行う方法を紹介していきます。
術前抗菌薬の適切な投与時期はいつ?
ここで解説する内容はすべて一般的な手術を受ける場合の術前の抗菌薬投与の話です。手術とは関係なく、術前から治療として抗菌薬投与が必要な疾患をもっている場合などでは、その疾患の治療も必要となりますので医師の指示を確認しましょう。 無菌操作であれば菌はゼロ?
第3回 お産の進行と痛み -分娩進行に合わせた産痛緩和-
分娩進行 分娩経過は分娩第1期、分娩第2期、分娩3期と3つの時期に分類されます。分娩第1期は分娩開始から子宮口全開大までの時期をいい、初産婦は約10〜12時間、経産婦は約5-6時間程度となります。分娩第2期は子宮口全開大から児娩出までの時期をいい、初産婦は約1-2
内視鏡手術とは|合併症、看護師の役割と注意点
手術にはさまざまな術式があります。例えば消化器外科の手術で幽門側胃切除や右半結腸切除などお腹を大きく開けて手術をする、いわゆる開腹手術があります。最近は大きく腹部を開けずに、ポートと言われる筒状のものを数本腹部に差し、そこから長い鉗子を挿入し手術をする内視鏡手術という術
誤った患者への輸血
輸血療法施行時に患者を誤った事例が8件報告されています。(集計期間:2004年10月1日~2007年6月30日。第9回報告書「共有すべき医療事故情報」に一部を掲載)。 報告事例のうち6件は、輸血用血液製剤を接続する際に、患者と使用すべき製剤の照合を最終的に行わなか
術後痛のアセスメントとは|術後急性期の痛みの特徴とケア
今回は前回に引き続き、術後に起こりやすい痛みの種類や発生機序を理解したうえで、実際の臨床現場でどのように患者さんの痛みをアセスメントしていくかを解説していきます。 術後痛のアセスメント 手術患者さんの多くは、手術が決定した時点からすでに術後の傷の