手術室
手術室関連の記事の一覧です。
手術室関連の記事の一覧です。
手術室 記事カテゴリ
「手術室」の記事一覧
15件/109件
術後せん妄の看護|予防、ケア、看護計画
術後せん妄とは 術後せん妄とは、手術を受けたことがきっかけで起こる意識の混乱です。手術の侵襲によって、術後の患者さんは身体機能だけでなく、精神機能も低下するため、覚醒レベルが短いスパンで変動し、それが混乱状態として出現します。 主な症状としては、失見当識、興奮、妄想、
意思疎通が困難な小児に対する術後の鎮痛剤投与のタイミングはどう判断する?
Q 小児(特に障害児)は痛みの程度をうまく訴えることができず、鎮痛剤を使ってよいのかどうか迷います。鎮痛剤の使用のタイミングをどのように見極めるとよいでしょうか。 A 受け持ちの看護師や保護者からの情報と術式から痛みを予測し、投与のタイミングを図りましょう。
TCIポンプの使い方を知ろう!|使い方と注意点
手術室では、プロポフォール(ディプリバン®︎)を投与するTCIポンプをたびたび見かけると思います。実際に麻酔科医がどのように使っているのか気になりませんか? 今回はTCIポンプの使い方や注意点を具体的に解説していきます! 右:テルモ株式会社 提供 ①TCI (Ta
麻酔器を使用したマスク換気|画像で手順を解説
今回は麻酔器を使用したマスク換気方法を解説します。日頃、麻酔科医が行っている気道確保方法を知ることで、麻酔科医の処置介助や急変時の対応など、いざというときに役立ててもらえたら幸いです。麻酔器を使用するには、麻酔器の基本構造を知っていること、麻酔器の始業点検が済んでいることが前
地震が起きていないときにやっておきたい手術室の地震対策
1.日本における災害 日本は災害大国と呼ばれ、豪雨による被害は毎年ニュースで流れています。特に大規模な被害を出した災害としては、1995年の阪神・淡路大震災、2011年の東日本大震災、大津波、原子力発電所事故などが挙げられると思います。その他にも洪水や噴火、豪雪など、多く
急性疼痛に対する看護計画|肺がんの術後の患者さん
肺がん術後の急性疼痛に対する看護計画 手術に伴う侵襲や胸腔ドレーン挿入による侵襲で患者さんの安楽が障害されるリスクを考慮して計画を立案しました。 POINT観察計画 O-P 患者さんの状態を把握するための情報を集める。肺がんの術後のため、留置しているドレーンの観察と
手術看護認定看護師に聞く! 手術室におけるSSI対策【PR】
術後に発生する手術部位感染(SSI)の予防は、手術室看護師にとって重要な業務のひとつです。今回は、手術看護認定看護師である筑波大学附属病院の野口茂樹先生に、手術室におけるSSI予防対策と、手術室看護師が準備に携わる生理的組織接着剤ベリプラストⓇP コンビセットについてお話を伺いま
今からでも始められる手術室でのCOVID-19対策
1.COVID-19とは 2019年からのCOVID-19の猛威はすでに皆さんご存じかと思います。毎日のように、新規感染者数やワクチンなどの情報がテレビやネットで飛び交っています。しかし、すべてが正確な情報ばかりではなく、中には誤った情報も含まれているため、正確な情報をキ
麻酔器の始業点検|手順とポイントを解説
はじめに 麻酔を行う前には、必ず麻酔器の始業点検が行われます。毎朝たんたんと行われているように見えますが、麻酔器は単に麻酔薬を投与するだけでなく有事の際は患者さんの蘇生にも使われる医療機器だということを忘れないでおきましょう。全身麻酔を行う予定がなくても常に使用する可能性
麻酔器の構造を知ろう|看護師が知っておきたい麻酔器の仕組みと扱い方
はじめに 普段から手術室で見ている麻酔器ですが、その構造は知っていますか? 手術室の看護師も、時には麻酔器の立ち上げ、呼吸回路の組み立てやリークチェックなどを行う機会はあるかもしれません。麻酔器の構造って、何だか難しそうと感じるかもしれませんが、基本をおさえればより身近な
中心静脈カテーテルの挿入方法と看護のポイント
中心静脈カテーテルを挿入する目的 血管作動薬(カテコラミン、血管拡張薬など)の投与 循環管理のため中心静脈圧の測定 末梢血管での血管確保が困難な場合 高カロリー輸液を行う場合 血液透析時のブラッドアクセス 各挿入部位のメリット・デメリット 表 各挿入
薬剤準備と投薬|手術室編
手術室では、全身麻酔薬、電解質補正薬、筋弛緩薬、麻薬、カテコラミン類など、患者さんの全身管理に必要な薬が数多く使われています。その多くは、薬剤の種類や投与量を間違えると致命的となることが少なくありません。麻酔導入や出血時緊急対応など刻々と患者さんの容態が変化し、状況判断から薬
硬膜外麻酔の準備・介助(カテーテル留置法)
硬膜外麻酔の適応や禁忌、合併症などについては、「【連載】麻酔科を極めよう! 第5回 硬膜外麻酔|適応と禁忌、実施方法、使用薬剤、副作用と合併症」で解説しています。 必要物品 硬膜外穿刺物品やドレープ類(清潔野で使用する滅菌物。下記はあくまで1例ですが、物
手術室看護師だからわかる・話せる 透析患者さんのピンポイント手術看護
1.透析患者さんの推移 近年、高齢化と医療技術の進歩により、さまざまな疾患を持つ患者さんの手術が増えています。今回はその中でも、手術室看護師だからこそ話せる透析患者さんに対する手術看護について紹介します。 日本透析医学会による調査1)では、透析患者数は年々増加して
ガーゼ・器械カウントの重要性ー手術室看護師だけでなく、病棟勤務の看護師も知っておこうー
みなさんは「医療安全元年」をご存知でしょうか? 医療安全元年とは、現在当たり前のように行われている医療安全対策に日本中が大きな関心を持つきっかけとなる医療事故が起きた1999年を指します。この1999年に「患者取り違え」「消毒薬の誤投与」など世間の注目を浴びる大きな医療
アクセスランキング
心電図でみる心室期外収縮(PVC・VPC)の波形・特徴と
心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・用語...
【血液ガス】血液ガス分析とは?基準値や読み方について
血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...
吸引(口腔・鼻腔)の看護|気管吸引の目的、手順・方法、コ
*2022年12月8日改訂 *2022年6月7日改訂 *2020年3月23日改訂 *2017年8月15日改訂 *2016年11月18日改訂 ▼関連記事 気管切開とは? 気管切開...
人工呼吸器の看護|設定・モード・アラーム対応まとめ
みんなが苦手な人工呼吸器 多くの人が苦手という人工呼吸器。苦手といっても、仕組みがよくわからない人もいれば、換気モードがわからないという人などさまざまではないでしょうか。ここでは、人工呼...
採血|コツ、手順・方法、採血後の注意点(内出血、しびれ等
採血とは 採血には、シリンジで血液を採取した後に分注する方法と、針を刺した状態で真空採血管を使用する方法の2種類があります。 採血の準備と手順(シリンジ・真空採血管) 採血時に準備...
心電図の基礎知識、基準値(正常値)・異常値、主な異常波形
*2016年9月1日改訂 *2016年12月19日改訂 *2020年4月24日改訂 *2023年7月11日改訂 心電図の基礎知識 心電図とは 心臓には、自ら電気信...
第2回 小児のバイタルサイン測定|意義・目的、測定方法、
バイタルサイン測定の意義 小児は成人と比べて生理機能が未熟で、外界からの刺激を受けやすく、バイタルサインは変動しやすい状態にあります。また、年齢が低いほど自分の症状や苦痛をうまく表現できません。そ...
サチュレーション(SpO2)とは? 基準値・意味は?低下
*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...
術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防な
患者さんが問題なく手術を受け、スムーズに回復していくためには、周手術期をトラブルなく過ごせるよう介入しなければなりません。 術前の検査 術前は、手術のための検査と、手術を受ける準備を...
第2回 全身麻酔の看護|使用する薬剤の種類、方法、副作用
【関連記事】 *硬膜外麻酔(エピ)の穿刺部位と手順【マンガでわかる看護技術】 *術後痛のアセスメントとは|術後急性期の痛みの特徴とケア *第3回 局所浸潤麻酔|使用する薬剤の種類、実施方...