呼吸器合併症の看護計画|食道がん術後の患者さん
- 公開日: 2022/7/17
食道がん術後の呼吸器合併症に対する看護計画
食道は咽頭と胃をつなぐ管状の臓器で、食道がんは食道のどの部位でもできる可能性があります。そして、手術は食道がんに対する標準的な治療法であり、がんを含めた食道と胃の一部を切除し、胃や腸を使って再建術とリンパ節郭清を行います。痛みによりうまく痰が出せないことや誤嚥により肺炎を発症することがあります。
POINT
観察計画 O-P もともとの呼吸器の状態を把握し、呼吸訓練を考える際に役立てる。その他、術後の状態を確認する。
援助計画 T-P 呼吸訓練や痰の排出などを行い、呼吸機能の拡張を目指すケアを行う。肺炎予防として口腔ケアも実施する。早期離床を促すかかわりを行う(疼痛がある場合には鎮痛薬の使用など)。
教育計画 E-P 呼吸器合併症を予防するために必要なことを伝える。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
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