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【連載】症例ごとに看護計画を紹介!

縫合不全に対する看護計画|胃がん術後の患者さん

  • 公開日: 2022/8/31

胃がん術後の縫合不全リスクがある患者さんの看護計画

 胃がんを切除後は残った胃と十二指腸を繋げるなどの再建法が実施されるため、その縫合部やドレーン挿入部に縫合不全が生じる可能性があるため看護計画を立案しました。

POINT

観察計画 O-P 創部に発赤などの感染徴候がないかを観察する。検査値では、感染徴候がないかを確認するとともに、栄養状態にも気をつける。その他、術後のため全身状態を確認する。

援助計画 T-P 早期に離床できるように援助する。感染しないよう創部を清潔に保つ。

教育計画 E-P 術後に気をつけることとして縫合不全のリスクがあることを伝える。早期離床についても理解してもらう。

*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。

■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2

   

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