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TNM分類
1. この分類は何を判断するもの? TNM分類は、国際対がん連合(UICC)によって定められた悪性腫瘍の進行度を評価する指標の一つです。日本においては疾患ごとに「癌取扱い規約」が出版されていて、その中でTNM分類に準じた国内独自の評価法が示されています。

「第16回日本循環器看護学会学術集会」リポート
循環器病医療における看護師の役割や包括的ケア 2019年11月2日(土)〜3日(日)に、第16回日本循環器看護学会学術集会が北里大学白金キャンパス・プラチナタワー(東京都港区)で行われました。テーマは「Art, Science & Technology 未来

【新人・後輩指導】失敗を繰り返す、叱るとむくれる新人・後輩
Q. メモをとらず、同じ失敗を繰り返してしまう新人看護師や叱るとむくれてしまう後輩看護師には、どのように対処すればよいですか? 患者によい看護を提供するためには、まずは新人や後輩看護師への指導が大切だと思っています。 しかし、最近の新人は、何度も説明したうえで

第16回 巻き爪④~コットンパッキングと前に巻いた巻き爪のケア
前回までは、巻き爪のケア実践と症例を紹介しました。 今回はよくご質問をいただいてセミナーで演習しているコットンパッキンの方法と 前に巻いた巻き爪について詳しく紹介したいと思います。 コットンパッキング ここでご紹介するコットンパッキングはあくまでも看護ケ

日本遺伝看護学会とは? 日本遺伝看護学会第18回学術大会を振り返って
2019年9月28日(土)、29日(日)、東京・文京区の東京医科歯科大学鈴木章夫記念講堂で第18回日本遺伝看護学会学術大会が開催されました。今大会の大会長であり、日本遺伝看護学会の理事でもある東京医科歯科大学医学部附属病院の臨床試験管理センター看護師長の小笹由香さんに、今

自分のEQをチェックしてみよう
感情の使い方、向き合い方のクセを知ろう カッとしたとき、怒りの感情を調整したり、「だめだめ! 患者さんの前では、明るくしないと」など前向きな感情をつくりだしたり、「よーし、今日こそケース記録を仕上げるぞ」と気持ちを集中させたり、慌ただしい業務の中で、誰もが何気なく

【CKD指導】透析を嫌がる患者さん
Q. 患者さんが透析を嫌がり、説明を聞いてもらえません。また、表情が乏しく、受け入れができているのか、わからない患者さんもいます。 透析が導入となり、他院からの紹介で来院した患者が透析を嫌がっており、「週に何度も病院に通うのは嫌。もう何もできなくて、こんなふうじゃ

いまさら聞けない? 排尿ケアQ&A
Q:患者が、自分でカップをもって尿をとれないとき、どうしたらいいの? 小児や高齢者、手指の運動機能低下が認められる場合、手すりにつかまらないと座位保持が困難な場合など、計量カップに採尿することが難しいことがあります。そのような場合は、便座設置型の計量カップ(図

12.看護に関するQOL向上のWIN-WINの法則が活かされる医療現場
看護に関するQOL向上のWIN-WINの法則のまとめ 前回の「11.看護と看護師のQOL向上と看護師に今後求められる能力とは」では、AIにより発展する今後の医療においても、看護と看護師のQOL向上が必要な理由を述べ、その中で看護師に求められる能力は、より個別的で多

ねじ子のひみつ手技 動画「バイタルサイン#10」
@media screen and (max-width: 980px){.post__header .thumbnail img {width: 100%;}}医療従事者の基本のキホン、バイタルの取り方の巻です。医学生や看護学生さんが、一番初めに習う手技のうちの一つです

【CKD指導】こだわりの強い患者さん
Q. リスクのある状態にもかかわらず、患者さんのこだわりが強く、自分の理屈を曲げてくれません。看護師として見逃すことはできず、困っています。 透析患者へ、水分やカリウム制限について、何度も説明や指導をしていますが、高齢者が多いためかこだわりが強く、うまくいかないこ

自己導尿指導|排尿ケアに必要な看護技術
女性患者への自己導尿指導 女性患者にカテーテルの挿入方法を指導する場合、尿道口と膣の違いが体得できるよう導くことが大切です。 最初に、患者の指を膣に挿入してもらい、膣の位置を理解してもらいます。次に、看護師が尿道口にカテーテルを挿入し、患者にカテーテルが挿

ねじ子のひみつ手技 動画「バイタルサイン#9」
@media screen and (max-width: 980px){.post__header .thumbnail img {width: 100%;}}医療従事者の基本のキホン、バイタルの取り方の巻です。医学生や看護学生さんが、一番初めに習う手技のうちの一つです

術中合併症とは
【関連記事】 ● 手術室での患者さんの体温変化と体温管理の必要性 全身麻酔時に、なぜ術中合併症が起こるのか 〝手術をする〟ということは身体にメスを入れることであり、患者さんは手術を受けることで極めて侵襲の強い痛みやストレスを伴います。例えば、血圧が上が

胸部大動脈瘤・腹部大動脈瘤の看護
基礎知識はこちら ・胸部大動脈瘤・腹部大動脈瘤とは|分類、原因、症状、検査・診断、治療 大動脈瘤とは 血管は内膜・中膜・外膜の3層からなります。大動脈瘤は何らかの原因で大動脈の内膜が弱くなり、内圧に負けて血管が拡張、または瘤状に大きく膨らんでくる疾