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家族ケア|症状別がんの緩和ケア
Ⅰ.はじめに がんの緩和ケア期における家族ケアは、患者さんの死後の家族の状態にも影響を与える可能性があるため、患者さんの様子だけでなく同時に並行して家族へのケアも重要になります。 患者さんの存命中からの家族への介入(喪失への介入)が、患者さんを喪った後の家

知っておきたいCKD患者への指導成功のコツ
CKD患者に理解してもらい、実施・継続してもらうためには、行動変容を促すかかわりが必要となります。 この連載では、コーチングとティーチングを使い分けて行う、CKD患者や後輩への指導方法を紹介します。 第1回となる今回は、行動変容を促すかかわりとコーチング・ティーチング

【日本における抗菌薬使用量調査】急性気道感染症の抗菌薬処方割合が30%超え 処方割合が高いのは13-49歳
薬剤耐性菌を生み出す抗菌薬の使用状況が見えてきた! 国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンター(厚生労働省委託事業)では、世界的な課題となっている薬剤耐性(AMR)対策に取り組んでいます。当センターが行った日本国内での抗菌薬使用量の研究結果が、11

自己導尿用カテーテルの種類と選択|排尿ケアに必要な看護技術
自己導尿用のカテーテルは、大別すると「再利用型」と「使い捨て型」の2種類があります(図8、9)。再利用型は、導尿後は水道水でカテーテルを洗浄し、消毒液に浸して繰り返し使用します。使い捨て型は、1回の導尿ごとにカテーテルを破棄します。 図8:再利用型カテーテル例

より確実な技術と知識を 患者さんに届けるため 実践力を備えた看護師を 医療安全技術研修で育成<厚生連高岡病院>【PR】
富山県西部地区の医療を80余年にわたり支えてきた厚生連高岡病院。33の診療科を有し、救急医療やがん医療、周産期医療など高度医療に取り組む一方で、総合診療科や緩和ケア病棟を新設するなど、より地域に求められる病院を目指し歩んでいます。そして、このような幅広い医療を支えていくた

ねじ子のひみつ手技 動画「バイタルサイン#8」
@media screen and (max-width: 980px){.post__header .thumbnail img {width: 100%;}}医療従事者の基本のキホン、バイタルの取り方の巻です。医学生や看護学生さんが、一番初めに習う手技のうちの一つです

胸部大動脈瘤・腹部大動脈瘤とは|分類、原因、症状、検査・診断、治療
看護についてはこちら ・胸部大動脈瘤・腹部大動脈瘤の看護 1.大動脈瘤 1.1.大動脈とは 大動脈は、心臓から一生涯で約2億リットルもの血液を受け止め、全身のさまざまな臓器へ運ぶ導管としての役割を果たしています。弾性力(血液を受け取ったと

基礎から臨床まで・病診連携への役割|第56回日本臨床生理学会総会レポート
日本臨床生理学会の第56回総会が、「最新臨床生理学:基礎から臨床まで・病診連携への役割」をテーマに、2019年10月26日(土)〜27日(日)大宮ソニックシティ(埼玉県さいたま市)で行われました。 今回は、26日(土)に行われた「看護領域」のシンポジウムの様子をご紹

中堅ナーシングカフェ ──私たちの「成長スイッチ」を探す!──
基本的な看護技術や知識を身につけ、リーダー業務や若手指導など、組織のなかでの新たな役割を担う中堅世代。より質の高い看護の展開を目指す一方で、自身のキャリアにおいて次のステップにどう進んでいったらよいか悩む時期でもあります。 今回は、急性期領域に勤務するジェネラリ

残尿測定器の使い方|排尿ケアに必要な看護技術
排尿後に膀胱内に残った尿を残尿といいます。残尿が大量にあると、腎臓で産生され尿管を通って膀胱に溜まるはずの尿が、膀胱から尿管、腎臓に逆流し(膀胱尿管逆流現象:VUR)、水腎症や腎盂腎炎などを引き起こすことがあります。 そのため、排尿アセスメントをする際は、残尿の有無

アシドーシスとアシデーミアの違いとは?
「アシドーシス」と「アシデーミア」の違いはなんですか? A.: 酸に傾く病態であるかと、血液が酸性であるかの違いです 「アシドーシス」は聞き慣れていても、「アシデーミア」という言葉を普段使うことはほとんどないのではないでしょうか。「アシデーミア」というのは、

11.看護と看護師のQOL向上と看護師に今後求められる能力とは
看護師に今後求められる能力とは何か 前回の「10.看護師のQOL向上に重要な自己効力感を高める教育側のかかわりと対策」では、看護師のQOLに重要な自己効力感を高めることについて考え、看護師のQOL向上に重要なかかわりや対策についてお伝えしました。 今回は、

ねじ子のひみつ手技 動画「バイタルサイン#7」
@media screen and (max-width: 980px){.post__header .thumbnail img {width: 100%;}}医療従事者の基本のキホン、バイタルの取り方の巻です。医学生や看護学生さんが、一番初めに習う手技のうちの一つです

せん妄|症状別がんの緩和ケア
Ⅰ.はじめに せん妄は、入院患者に頻発する精神症状・病態であり、身体疾患の疾病状況を悪化させ、このために医療費を上昇させて社会資源への負担を増大させる1)と言われています。そのため、せん妄へのケアは重要な課題となっています。しかし、臨床においては、せん妄と認知症が

【書籍紹介】口腔外科医が書いた ナースのための がん患者の口腔マネジメント―周術期から終末期まで―
がん患者さんの口腔ケアに悩んでいませんか がん患者さんたちは、がん治療の副作用やがんの進行に伴い、口腔粘膜炎や口腔乾燥症など、さまざまな口腔合併症を発症し、食べたり、話したりすることに苦労している人も多くいます。 口腔は消化器、運動器、感覚器、呼吸器であり