記事一覧
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1. 看護のQOL向上と看護師のQOL向上は相反するのか?
臨地実習でしばしば起こる現象 看護のQOL向上は、看護師が対象者に丁寧に対応することが求められる場合が多く、看護の時間的な労力という観点から、「看護師のQOL向上」と相反すると考えられる傾向にあります。看護学の臨地実習では1人の対象者のみを受け持ち、指導者や教員に
胸骨圧迫とは|メカニズム、手順を知っておこう
※ここでは一般的・基本的な知識や手技などを紹介しています。各施設が定めるマニュアルがある場合はそちらに従ってください。 どんな場合に行うか 胸骨圧迫は、一次救命処置(basic life support:BLS)に含まれている処置で、心停止と判断され、蘇生の
第60問 以下の心停止の中でカウンターショックの適応となる組み合わせはどれか。
【問題】以下の心停止の中でカウンターショック(除細動およびカルディオバージョン)の適応となる組み合わせはどれか。 (1) エイシストール (asystole) (2) 心室細動 (VF) (3) 心室粗動 (VFL) (4) 無脈性心室頻拍 (puls
間質性肺炎とは?|原因、分類、診断
呼吸困難のある患者をケアするとき、いつも「どうしたら早く楽になるだろう」と考えますよね。特に間質性肺炎の患者は低酸素による症状が強いため、ほかの呼吸不全患者と同じようにケアしても、症状もSpO2もなかなかよくならず「何が違うのかなぁ」と悩んでいる人が多いのではないでしょ
せん妄は予防できる?
Q. せん妄を予防することはできますか? A. 高齢者であればほぼ全員せん妄になると考え、環境づくり、コミュニケーション、チーム医療に基づく介入によって予防に取り組むことが重要です。 促進因子への働きかけが有効 せん妄ケアの基本は早期発見、早期
記事満足度調査|2019年1月27日~2月2日
2019年1月27日~2月2日までに公開した記事について聞きました。 今回の回答者は80人です。 この期間に公開された記事はこちら それぞれの記事について満足度 とても満足、やや満足、やや不満足、不満足、読んでいないの5段階に分けて、それぞれの記事を評価
小林光恵&長谷静香のトーク&懇親会「つくばケアカフェ」開催のお知らせ
医療・介護職限定の気軽なトーク&懇親会「つくばケアカフェ」の第2回目が開催されます! トークショーは、『おたんこナース』『ナースマン』の原案者であり作家・看護師である小林光恵先生と、『看護師のためのアドラー心理学』などの著者であり看護師の長谷静香先生が、今ホットな美容ケ
術後痛管理の実際〜さまざまな鎮痛方法〜
鎮痛方法には代表的なものに薬物療法、理学療法、精神・心理学療法などがあります。今回は術後痛の管理で身近に行われている薬物療法について解説していきます。薬剤を用いて行われるさまざまな鎮痛方法と、それらの鎮痛方法を用いてより効果的に術後鎮痛を行う方法を紹介していきます。
第13回看護教育研究学会学術集会 開催のお知らせ
今年度の学術集会のテーマは「ICT時代における看護実践能力育成を考える」。看護技術の習得に有効とされているICTを活用した技術教育についての理解を深めることができる内容となっています。 会期 10/26(土)9時30分~17時 学術集会長 平川 美
第59問 以下の心電図の診断として正しいものはどれか?
【問題】以下の心電図の診断として正しいものはどれか? ヒント:楕円の中の数字に注意。 次の中から正しいと思うものを選んでください。 1)エイシスト-ル (asystole) 2)心室細動 (VF) 3)心室粗動 (VFL) 4)無脈性心
第45回 夜勤時にトイレで転倒した患者さん【解説編】
前回、みなさんに考えてもらった事例について山内先生に解説してもらいます。 【事例】 クロイツフェルト・ヤコブ病の70歳代の患者さん。車椅子移乗軽介助の状況で、食欲不振で入院してきました。 ある日の夜中、身障者トイレまで介助し、終わったらナースコール押すよ
せん妄の評価方法って?
Q. せん妄の評価はどのように行うのですか? A. せん妄の有無のスクリーニングにはDSTを、症状の程度についてはJ-NCSの評価ツールを用いて評価します。 せん妄であるかどうかを評価する せん妄のリスクのある患者さんに対しては、せん妄予防に取
看護教育研究学会 令和元年度研修会のお知らせ
実習指導で学生に 「物足りない」と感じたことはないでしょうか? 本年の秋季研修会では、臨地実習指導とは本来どうあればよいのか、また学生の体験をどのような考えでどう活かせばよいのかについて、経験学習モデルを用いて事例を分析し、看護学実習指導の本質とは何かについて、一
溶連菌の感染症が増加中! 感染症治療に欠かせない抗菌薬の使用方法にも注意!
今年は特に溶連菌の感染者が増加しています。2〜3月の溶連菌感染症患者数は、ここ10年で3番目に多いとされています*1、2。溶連菌とはどんな感染症を引き起こすのか、またその治療について知っておきましょう。 主な感染症は咽頭炎 溶連菌と一般的にいわれる病
冠動脈バイパス術(CABG)とは|適応・病態・術式・術後の注意
冠動脈バイパス術が適応になる疾患と病態 冠動脈バイパス術(CABG:coronary artery bypass grafting)は、経皮的冠動脈インターベンション(PCI:Percutaneous Coronary Intervention)とともに、冠動