持田智江美
記事数:11
埼玉県看護協会立 鳩ヶ谷訪問看護ステーション 皮膚・排泄ケア特定認定看護師
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埼玉県看護協会立 鳩ヶ谷訪問看護ステーション 皮膚・排泄ケア特定認定看護師
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在宅療養者によくみられるスキントラブルとケア 在宅で療養している人の70%以上が、なんらかのスキントラブルを抱えているという報告があります1)。内訳をみると真菌感染症、湿疹や皮膚炎、IAD(失禁関連皮膚炎)が多く、そのほかにドライスキン、皮膚の浸軟、スキン-テ
ADL全介助の透析患者さん。微力な外力でも皮下出血→スキン-テア→感染を繰り返しています。保湿、上下肢の保護、トランスの工夫をしましたが、なかなか改善しませんでした。何かよい方法があれば教えてください。 透析患者さんはリスクが高いことを認識し、保護ができる環
臀部の排泄物による汚染を防ぐために、ワセリンを塗布していますが、浸軟してしまう際の対策があれば教えてください。 ワセリンは薄く油膜を張るイメージで使用します。必要に応じて保護剤の情報も提供します。 過剰にならないよう量に気をつける ワセリンは安価で入手
寝たきりの患者さんで、仙骨に大きな褥瘡(ポケットあり)があり、毎日洗浄し軟膏を塗布しておむつで保護していました。一時はよくなっていましたが、少しの圧で容易に大きくなってしまうという状態でした。在宅で行えるスキンケアの方法や除圧の工夫などがあれば教えてくた
清潔保持ケアへの拒否が強い人に対する、短時間でできる効果的なケア方法はありますか。また、白い粉がふく皮膚に対する清潔・保湿ケア方法を教えてください。 清潔ケアの目的を患者さんに説明し、その必要性を理解したうえでケアを受けられるようにします。日々の清潔ケアにプラス
おさえておきたい! スキンケアの基本 スキンケアの目的は皮膚の生理機能を正常に保つことであり、ケアの原則は皮膚の洗浄・清潔、保湿、保護です(表1)。十分に泡立てた洗浄剤で皮膚を優しく洗い、微温湯で洗い流します。洗浄剤は汚れだけでなく皮脂膜も除去してしまうため、保湿
在宅でもよく使われる亜鉛華軟膏。固まって取りづらくなってしまった際の対処を解説します。また、糖尿病の患者さんへの在宅でのケアの注意点も紹介します。 よく落とさずに塗り重ねていたようで亜鉛華軟膏が皮膚の上で石のように固くなってしまっていました。このような場合は、どう洗浄し
在宅療養者は高齢者が多いこともあり、皮膚が乾燥している人も少なくありません。そういった方にどうアプローチすればよいのかを解説します。また、浮腫のある患者さんへのケアのポイントも紹介します。 全身乾燥時のボディーローションの選び方を教えてください。また、日常でできる保湿の
在宅での洗浄と保湿のポイントについて解説します。具体的なポイントを押さえておきましょう。 皮膚の清潔を保つために洗浄を行いますが、洗浄剤を使ったほうがよい場合と、使わないほうがよい場合があれば教えてださい。 しっかりと洗い流せる場合は洗浄剤を用いて洗いましょう
知っておきたい在宅での保湿剤を使い分けと、皮膚のトラブルを発見した際にはどのようにアセスメントを進めていけばよいのかを解説します。 保湿剤だけでもワセリン、ヘパリン類似物質(ヒルドイドなど)といった種類が豊富で、軟膏状、フォーム状、スプレー状と形状も違うので、どう使
訪問看護の現場である在宅では、病院とは異なり限られた物品でケアを行います。今回のオンラインセミナーでは、訪問看護で求められる在宅療養者のスキンケアの基本に触れ、具体的なスキンケアの方法、さらに在宅スキンケアに必要なことについて、詳しく紹介していただきました。その模様をレポート