痙攣への急変対応 5ステップ
- 公開日: 2014/12/16
急変に遭遇!そんなときに慌てず焦らず処置を行うには、急変対応を繰り返しおさらいしておくことが必要です。
今回は、「痙攣」という緊急度の高い事態への対応を解説します。
ステップ1 その場を離れず応援を呼ぶ
全身の痙攣を発見したときは、すぐにナースコールを押して医師や看護師の応援を要請します。
応援を要請する際は、痙攣していること、意識と呼吸の有無を簡潔に伝えます。
その後、発見者はその場を離れず、全身の観察や気道の確保、安全の確保を行います。
やってはいけない!舌咬み防止の詰めもの
痙攣発作時に患者さんが舌を咬むのを予防するために、ガーゼやタオルなどを口につめると、気道閉塞を起こす危険性があるため行ってはいけません。
強直性発作時には咀嚼筋も強直するため、バイドブロックの挿入は歯の損傷の恐れがあるため行いません。
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