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【連載】急変の判断と対応

意識レベル低下時の対応の流れ

  • 公開日: 2015/2/4

意識レベル低下時の対応の流れついて解説します。


▼バイタルサインについて、まとめて読むならコチラ
バイタルサインとは|目的と測定の仕方、基準値について


 意識レベルが低下している患者さんを発見したら、原因検索から開始するのではなく、まずはバイタルサインの安定化を最優先にします。その後に中枢神経障害の鑑別になります。

【関連記事】
意識レベルの評価法、JCSとGCSの特徴とは?

ABC(気道・呼吸・循環)

 意識レベルの確認のあとに

 1. A:Air way(気道)
 2. B:Breathing(呼吸)
 3. C:Circulation(循環)

 をチェックしていきましょう。

ABC(気道・呼吸・循環)の見方
(図 ABCのみかた)

AIUEOTIPS(アイウエオチップス)

 バイタルサインが安定したら、意識障害の鑑別を考えながら、情報収集とフィジカルアセスメントを再度行います。そして必要な検査に進みます。

 意識障害の鑑別として、「AIUEOTIPS」が有名です。

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