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【連載】事例でみる術後リハビリテーション こんなときどうする?

【胸部に術創がある患者さんの術後リハ】術後のリスクを想定して行う

  • 公開日: 2017/4/30
  • 更新日: 2021/1/6

 開胸手術の代表例として肺がんなどの呼吸器疾患、心臓外科、食道がん手術などが挙げられます。今回は肺がんの患者さんについて解説します。


▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ
術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など)


事例
胸部に術創がある患者さん

 65歳男性。右上葉肺がんと診断され胸腔鏡下手術(Video-Assisted Thoracic Surgery:VATS)予定の患者さん。術前ADL自立。喫煙歴は1日20本を30年間、現在は禁煙している。術前呼吸機能検査において努力性肺活量88%、1秒率74%、BMI19.5。

 術前オリエンテーションとして、術後の創部を保護しながら咳や深呼吸を行う方法、背部の呼吸介助、ハフィング、疼痛が生じにくい起き上がり方法に関して説明し練習を行った。

 術後翌日、術前オリエンテーションを行ったとおりに咳や深呼吸を行い、離床も行った。疼痛の訴えは認めるものの自制内、術後の経過は良好であった。術後スムーズに離床できた影響もあり呼吸器合併症や廃用症候群は生じず術後3日目には病棟内歩行は自立。術後11日目に退院となった。
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