1. トップ
  2. 看護記事
  3. 医療・看護技術から探す
  4. フットケア
  5. 第2回 足の観察と評価の仕方を知っておこう!

【連載】やってみよう! フットケア

第2回 足の観察と評価の仕方を知っておこう!

  • 公開日: 2017/10/3

今回のテーマは「足の観察パートII」です。

前回の足の測定は試してみましたか? ちょっとおさらいしてみましょう。
靴のサイズが足の大きさでないことや左右差などがよくわかりますね。

フットケアの原点は「足に関心を持つ」ということだと思います。
良い、悪いではなくこういうものだと客観的に観察し、困っていることの解決策から考えてみましょう。
患者さんの足を観察するときも、中心は患者さんご自身です。こうあるべき、ではなくその方の「足史」を一緒に見て行きましょう。


1. 観察パートⅠ(前回参照)フットプリントからの情報はどう使う?

①足先の形

ギリシャ型 人差し指が一番長い
エジプト型 親指が一番長い
スクエア型 指の長さがほとんど揃っている

ギリシャ型、エジプト型、スクエア型の図

 足先の形は何に影響があるのでしょうか?
 一番考えられるのは「靴の形」です。靴を履かない赤ちゃんや高齢者の方は足先の形がどれであってもあまり支障はないのですが靴を履いて歩く人には大きな問題なのです。

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

フットケア指導に関する看護計画|糖尿病の患者さん

糖尿病の教育入院でフットケア指導が行われる患者さんに関する看護計画  糖尿病は1型と2型があり、インスリン依存性とインスリン非依存性に分類されます。血糖値が高い状態が続くことで動脈硬化が起こり血流障害が生じることがあります。その結果、足に異常が生じやすくなるため高血糖を防ぐ

2024/4/26