記事満足度調査|2018年12月23日~2019年1月5日
- 公開日: 2019/5/15
2018年12月23日~1月5日までに公開した記事について聞きました。
今回の回答者は560人です。
この期間に公開された記事はこちら
それぞれの記事について満足度
とても満足、やや満足、やや不満足、不満足、読んでいないの5段階に分けて、それぞれの記事を評価してもらいました。さらに一番満足した記事を挙げ、その理由を回答してもらいました。
各記事のアンケートの結果は以下のとおりです。
侵襲時の患者さんの腸管はどうなっているのか?
侵襲を受けると身体は、生きるために必要な臓器に血流を増やそうとします。このようなとき、腸管はどのような状態になるのでしょうか。この記事では、腸管の状態について解説しています。
この記事を読んだ人の22%がとても満足していて、52%の人がやや満足という結果になりました。
また、この記事を「一番満足した」と回答した人たちの記事への感想は以下のようになっています。
●早期の経腸栄養開始の重要性がわかる
●きちんと根拠のある回答があるから理解しやすい
●一番身近なもので、後輩に説明するときに使える
●なぜ早期からの栄養が必要なのかわかった
侵襲を受けたとき、消化管に障害がなければ、腸管の内容物の刺激で腸蠕動が起こります。このようなときに、患者さんの栄養管理はどのように考えたらよいのか、このシリーズで解説しています。ぜひ、参考にしてみてください。
看護の力で成し得るー多角的・複合的ながん患者の緩和ケア
がん患者さんの痛みや苦しみは、治療による副作用やがんそのものによるものだけでなく、社会的・精神的・スピリチュアルなものなどさまざまです。この記事は、痛みや苦しみを感じているがん患者さんへの緩和ケアの実践を紹介していく連載の概論となります。
この記事を読んだ人の21%がとても満足していて、45%の人がやや満足という結果になりました。
また、この記事を「一番満足した」と回答した人たちの記事への感想は以下のようになっています。
●在宅看護が今後広がって行くので重要な内容だと思う
●地域医療や緩和ケアは興味深い分野であり、いずれ自分も携わりたいと思ったから
●緩和ケアに大変興味があるため。スピリチュアルな面をもっと勉強したいと感じた
●がん患者さんのケアは難しくてよくわからなかったが、記事はわかりやすかった
「がん」は日本人の死因の第1位を占めています。2人に1人が「がん」に罹患し、3人に1人が「がん」により命を落としている現状の中で、看護師としてどのようにかかわっていけばよいか、参考になる知識がありますので参考にしてみてください。
術中の血糖トラブルを防ぐために手術室に申し送るべき情報って?
糖尿病患者さんが手術を受けるとき、どのようなことに気をつけなければならないのでしょうか。この記事では、手術室看護師への申し送りで伝えておくべき内容をまとめました。
この記事を読んだ人の16%がとても満足していて、56%の人がやや満足という結果になりました。
また、この記事を「一番満足した」と回答した人たちの記事への感想は以下のようになっています。
●身近な看護のため
●以前、オペ室に勤務していたから
●内科病棟で術前血糖コントロールの患者さんがくることがあるが、術中までを考えたことがなかったため
低血糖や高血糖を防ぐことにつながる申し送りを実践するために、この記事を参考にしてみてください。
■術中の血糖トラブルを防ぐために手術室に申し送るべき情報って?
重症患者さんの栄養管理で早期から腸管を使用する意義とは
この連載では、早期から腸管を利用して栄養管理を行うことについて解説してきました。今回は、早期から腸管を使用して栄養管理を行うことの意義について解説しています。
この記事を読んだ人の19%がとても満足していて、55%の人がやや満足という結果になりました。
また、この記事を「一番満足した」と回答した人たちの記事への感想は以下のようになっています。
●栄養管理は身近で参考にできることが多かった
●早い時期から消化管に栄養を流すのが回復にいいことだとはわかっていたが、実際、24時間以内の早期に経腸栄養を開始すると死亡率が低下することや48時間以後の開始でその効果が得られないことが示されているのは知らなかったので知れてよかった。
現在HCUで働いているが、全身状態が悪いと絶食の期間が長くなってしまう傾向がある。今後科学的根拠をふまえて適切な栄養投与が行われるようになってほしいと思う
●栄養管理のポイントがわかった
●栄養投与の考え方について具体的な数字が記載されていたので、実践する際にも考えやすい
みなさんはバクテリアル・トランスロケーション(BT)という言葉を聞いたことがありますか? この記事を看護師として早期からの栄養管理に介入するにはどのようにするとよいのかを考えるヒントとしてください。
■第4回 重症患者さんの栄養管理で早期から腸管を使用する意義とは
地域(在宅)で看護師が 緩和ケアを実践するには
緩和ケアは病院だけでなく、在宅や地域の領域でも行われますが、何が異なるのでしょうか? この記事では、病院と在宅での違いについて解説しています。
この記事を読んだ人の23%がとても満足していて、46%の人がやや満足という結果になりました。
また、この記事を「一番満足した」と回答した人たちの記事への感想は以下のようになっています。
●地域医療、在宅看護はこれから大事な分野だから
●短時間で情報を得ないといけない、家族にもわかりやすく説明しておかないといけないなど、曖昧にしか理解してなかったのが記事を読んで少し理解できたような気がします
●現在の職務内容と一致しているから
●在宅は未知な世界で、さらに緩和ケアというデリケートな応対に対して詳しく書かれていたので
今後ますます高齢者は増え、施設療養や在宅療養という選択肢はどんどん広がっていくでしょう。看護師として、施設を含めた地域(在宅)での緩和ケアを実践していくために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
ガウンテクニック|目的と手順
すべての患者さんは何らかの感染症に罹患しているという前提で対応する標準予防策(スタンダードプリコーション)、今回はその中でもガウンテクニックについて、手順なども含めて図解しています。
この記事を読んだ人の21%がとても満足していて、46%の人がやや満足という結果になりました。
また、この記事を「一番満足した」と回答した人たちの記事への感想は以下のようになっています。
●基本を振り返るのには、とても良かったです
●図解がわかりやすかった
●最も根本的で基本的な内容で、十分に理解していたことではあるが、改めてその目的や手順を振り返ることができたことに満足している
●日常的に使うから
スタンダードプリコーションは、病原体の伝播を防ぐための基本的な感染対策です。看護師としてさまざまな場所、さまざまな患者さんと接する際に必要な知識になりますので、ぜひ読んでみてください。
術前の血糖目標値やコントロールの方法って?
術前の血糖コントロールの目標値やその方法を知っていますか? 今回は周術期の血糖コントロールについて解説しています。
この記事を読んだ人の18%がとても満足していて、54%の人がやや満足という結果になりました。
また、この記事を「一番満足した」と回答した人たちの記事への感想は以下のようになっています。
●急性期病棟なのでOPを控えたDM患者が多いから
●受け持ち患者さんに当てはめて考えることができるような内容であった
●急性期看護で必須だから
●手術になる患者さんの看護にかかわることが多いので参考になりました
周術期の糖尿病に関する管理ポイントがまとめられているので、ぜひ参考にしてみてください。