血液内科
血液内科関連の記事の一覧です。
血液内科は主に「赤血球系疾患」「白血球系疾患(血液腫瘍)」「血小板・凝固因子異常」を扱う診療科で、血液の病気全般の診療を行います。それぞれの血球が増加・減少することでさまざまな疾患を呈し、貧血や血栓症、造血器腫瘍など、内容も多岐にわたります。
全身性の疾患であるため、手術ではなく内科的治療が主体になるという特徴があります。この科では、急性白血病、慢性骨髄性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの治療を行っています。
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「血液内科」の記事一覧
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12月1日は「世界エイズデー」~東京オリンピックを前に、性感染症(HIV感染症を含む)感染予防対策を考える~
2019年10月23日に、「12月1日は「世界エイズデー」~東京オリンピックを前に、性感染症(HIV感染症を含む)感染予防対策を考える~」と題したプレスセミナーが行われました。HIVの克服は、社会全体で取り組んでいく必要があります。2020年を目前にした今、正しい知識への
急性骨髄性白血病の現状と課題と最新の治療
2018年9月6日丸ビルホール&コンファレンススクエアにて、アッヴィによる血液がんメディアラウンドテーブルが行われました。テーマは「「急性骨髄性白血病」の現状と課題と最新の治療」です。講演は獨協医科大学 内科学(血液・腫瘍)教授 三谷絹子先生と、特定非営利活動法人 血液情
播種性血管内凝固症候群(DIC)の患者さんの採血ってどうする?
Q.播種性血管内凝固症候群(DIC)の患者さんの採血時の注意点を教えてください。 A.DICの患者さんの採血の注意点を考える上でまず、DICという病態の特徴を知ることが重要です。そこから見えてくる注意点を考えていきましょう。 DICってどんな状態?
貧血の原因を特定!(小球性貧血・正球性貧血・大球性貧血とは?)
原因はどのようにしてわかるの? 赤血球の大きさによる分類で原因を検索します 貧血はさまざまな病因で起こりますが、赤血球を作る素材が不足している、造血機能が十分に働かない、赤血球の破壊が亢進している(溶血)、出血しているなどがおもな原因です。 Hb
「貧血」は検査データがどのようなときの状態?
症状の鑑別に必要な検査値について、よくあるギモンに答えます。 Q 「貧血」は検査データがどのようなときの状態? A ヘモグロビン(Hb)が低下している状態 貧血は、血算検査(CBC)において「ヘモグロビン(Hb)の値が低下した状態」と定義
第21回 貧血の指標となる赤血球数(RBC)、ヘマトクリット(Hct)、ヘモグロビン(Hb)の基礎知識
採血検査を行えば必ずと言ってよいほど測定される血算。その中には、貧血の指標となるものだけでも、「赤血球数」「ヘマトクリット」「ヘモグロビン濃度」と、いくつもの項目が存在します。これらのどれ1つが低下しても「貧血」と総称して間違いではありませんが、それぞれの値には異なった意
【貧血】検査値を組み合わせてアセスメント
関連する検査データを組み合わせて読むと、病態を正しくとらえることができます。 今回は、事例を使って「データを組み合わせて読む方法」を解説します。 事例 Bさん 71歳 男性 主訴:全身倦怠感、動悸 現病歴:最近、身体がだるくふらつく感じ
【DIC】検査値の看護への活かし方
検査値が何を示しているのか、また検査データを踏まえてどのような看護を行えばいいのか、実際のデータをもとに読み解いてみましょう。今回は、「DIC(播種性血管内凝固症候群)」です。 事例 6カ月前から出てきた紫斑が急激に広がったために来院した患者さん(女性80歳)で、
【DIC】メカニズムと検査値編
臨床の現場で検査値を活用していくためには、疾患のメカニズムとのかかわりを念頭に置きながら読み取っていくことが大切です。 臓器の働きや疾患がどのようにして起こるかを確認し、検査値の動きと読み取るためのポイントを解説します。 DIC(播種性血管内凝固症候群)のメカニズ