「がんの検査・治療全般」の記事一覧
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第2回 大腸がんの化学療法について学ぼう
抗がん剤の副作用マネジメントをする上で、患者さんがどのような目的で治療を受けているのかを把握しておくことはとても大切です。第2回では、大腸がんの治療法、特に化学療法について概説します。 大腸がんの治療法はステージによって決まります 大腸がんの治療法は、主に進行
第11回 放射線治療における有害事象とセルフケア
放射線治療は乳がんと子宮がん、卵巣がんのいずれにも適用となります。代表的な有害事象は何なのか、セルフケアで気を付けなければならないことは何かを知っておきましょう。 Q. 放射線治療に伴う有害事象とセルフケアの方法について教えてください。 A. 放射線治療は乳がんと
第9回 子宮頸がんの手術療法と放射線療法の選択
病期によって選択が違ってきます。手術療法と放射線療法がどんな治療なのか、それぞれの療法について知っておきましょう。 Q. 子宮頸がんの場合、手術療法と放射線療法ではどのようにして選択するのですか。 A. 病期が早い段階では、手術療法が第1選択になります。浸潤の程度
第7回 センチネルリンパ節生検ってなに?
「見張りのリンパ節」といわれるセンチネルリンパ節。今回はセンチネルリンパ節生検をなぜ行うのか、どんなことがわかるのかをお話します。 Q. センチネルリンパ節生検について教えてください。 A. センチネルリンパ節は「見張りのリンパ節」と呼ばれ、まずここでリンパ節への
第6回 治療の選択で悩む患者さんへのアプローチ
乳がん、子宮がん、卵巣がんという女性のがんの場合、治療をすることによって女性らしさの喪失につながると考える患者さんが多く見られます。今回は、本人が十分に納得して治療を受けられるようどのようにアプローチすればいいのかを考えます。 Q. 治療の選択で悩む患者さんに対して
第5回 乳がんの内分泌療法ってなに?
今回は乳がんの再発予防や再発・転移時に行う治療の一つ、内分泌(ホルモン)療法について解説。治療を行う患者さんにどのような支援を行えばよいのかを知っておきましょう。 Q. 乳房切除術と乳房温存術は、病状のどのような部分をみて選択するのですか。 A. 主に腫瘍の大きさ
第4回 乳房切除術と乳房温存術の選択の基準とは?
今回から特に迷いがちな質問をピックアップし、臨床で活躍する看護師に聞きました。今回は乳がんの手術方法の選択について解説します。 Q. 乳房切除術と乳房温存術は、病状のどのような部分をみて選択するのですか。 A. 主に腫瘍の大きさや数、位置をみますが、選択には患者さ
第1回 医療の進歩とその特徴からみる女性のがん
分子標的治療薬のさらなる開発が待たれ、そして将来、HPVワクチンによる子宮頸がんの激減が期待されます。 それとともに今後は検診の普及が大きなカギとなります。 着実に進歩を遂げている女性のがんに対する治療 乳がん、子宮がん、卵巣がんは、女性の性と密接に結びついてお
化学療法の治療計画の 処方間違い
化学療法の際、治療計画の実施間違いが25件報告されています。そのうち、処方間違いにより非投与日に腫瘍用薬を投与した事例が5件報告されています。(集計期間:2006年1月1日~2008年7月31日、第11回報告書「共有すべき医療事故情報」に一部を掲載)。 処方間違