「心筋梗塞」の記事一覧
12件/12件
CREDO-Kyotoリスクスコア
CREDO-Kyotoリスクスコアは何を判断するもの? CREDO-Kyotoリスクスコアとは、経皮的冠動脈インターベーション(percutaneous coronary intervention:PCI)治療後の血栓リスクと出血リスクを評価するためのスケールです。PCI治療
急性心不全が生じた患者さんに関する看護計画
心筋梗塞が生じて急性心不全が生じた患者さんに関する看護計画 心不全とは何らかの要因によって心臓に異常が生じて心臓のポンプ機能が破綻した状態です。心臓の機能が障害される要因は心筋の異常、血行動態の異常、不整脈によるものなどさまざまです。今回は心筋梗塞により急性心不全が生じて
TIMI分類
TIMI分類は何を判断するもの? TIMI分類は、冠動脈造影検査において、冠動脈の血流を評価するためのスケールです。もともと、急性心筋梗塞に対して血栓溶解療法を行った際の治療効果を評価するためのスケールでしたが、現在では、経皮的冠動脈インターベンション(percutaneou
経皮的冠動脈インターベンション(PCI)の看護|目的、適応、観察ポイント、合併症など
PCIとは PCIとは、経皮的冠動脈インターベンション(percutaneous coronary intervention)のことで、経皮的に橈骨動脈や大腿動脈などを通してカテーテル(治療デバイス)を冠動脈まで持ち込み、何らかの「介入(インターベンション)」を行う、虚血性心
心筋梗塞で入院してきた患者さんへの看護計画|心臓カテーテル治療(PCI)を受けた患者さん
心筋梗塞で心臓カテーテルを受けた患者さんに対する看護計画 心筋梗塞は冠動脈の粥状硬化などによって冠動脈の血流が途絶し、それより先にある心筋細胞が壊死に陥った病態のことです。今回は急性期の治療法として心臓カテーテル治療を受けた患者さんの看護計画を立案しました。 POI
TIMIリスクスコア
このスケールは何を判断するもの? TIMIリスクスコアは、非ST上昇型急性冠症候群(non-ST-segment elevation acute coronary syndrome :NSTE-ACS)*の患者さんにおいて、2週間以内の急性心筋梗塞発症リスクや死亡リスクを予測
冠動脈バイパス術(CABG)とは|適応・病態・術式・術後の注意
冠動脈バイパス術が適応になる疾患と病態 冠動脈バイパス術(CABG:coronary artery bypass grafting)は、経皮的冠動脈インターベンション(PCI:Percutaneous Coronary Intervention)とともに、冠動
心筋梗塞の血液検査|鑑別に用いる4つの心筋マーカー(CKなど)
症状の鑑別に必要な検査値について、よくある質問に答えます。 Q. 4つの心筋マーカーにはどのような特徴の違いがあるの? A. 上昇する時期の違いによって、診断指標が選択されます。 心筋マーカーには、以下4つがあります。 CK/CK-M
心筋梗塞の心電図|4段階の波形の変化とは?
急性心筋梗塞時の経時的な波形の変化について解説します。 ▼不整脈の看護について、まとめて読むならコチラ 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント 急性心筋梗塞時の経時的な波形の変化 急性心筋梗塞の心電図では、以下のような経時的な波形の
心筋梗塞の看護ケアのポイント
心筋梗塞とは、冠動脈の閉塞による虚血性心疾患の一つです。気圧や気温の低いときが最も発症率が高く、なかでも朝から午前中にかけて起こりやすいといわれています。 ▼不整脈の看護について、まとめて読むならコチラ 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント ▼心不全の看
Killip(キリップ)分類とは?
Killip(キリップ)分類について解説します。 ▼心不全の看護について、まとめて読むならコチラ 心不全の看護|原因、種類、診断、治療 Killip(キリップ)分類とは 急性心筋梗塞における心機能障害の重症度分類をKillip(キリップ)
【急性心筋梗塞】検査値の看護への活かし方
検査値が何を示しているのか、また検査データを踏まえてどのような看護を行えばいいのか、実際のデータをもとに読み解いてみましょう。今回は、「急性心筋梗塞」です。 事例 入院中の患者さん(男性、89歳)、主訴・症状は以下のとおりでした。 胸痛 検査データ[胸痛発作か