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「ニュース」の記事一覧
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[医療提供体制] 骨太方針の着実な実行を求める、社保審部会で意見相次ぐ
厚生労働省は19日、社会保障費の伸びを高齢化の範囲に収める財政フレームを見直し、経済・物価動向なども考慮する方針を盛り込んだ「骨太方針2025」の閣議決定を社会保障審議会の医療保険部会に報告した。委員からは、従来の歳出改革に修正を加えた骨太方針が着実に実行されるよう求める意見が
2025/6/26

[診療報酬] 「かかりつけ医機能」の診療報酬見直しへ 中医協分科会
中央社会保険医療協議会「入院・外来医療等の調査・評価分科会」は19日、2026年度の診療報酬改定に向けて外来医療の議論を始めた。医療法改正に伴い「かかりつけ医機能報告制度」が施行されたことを受け、診療報酬をどのように見直すかが焦点となる。分科会では、「機能強化加算」など医療機関
2025/6/26

PCI後の血栓予防、アスピリンよりP2Y12阻害薬が有効?
経皮的冠動脈インターベンション(PCI)を受け、抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)を終えた患者には、一般的には血栓を予防するためにアスピリンによる単剤療法が行われる。しかし新たな研究で、アスピリンよりもチカグレロルやクロピドグレルなどのP2Y12阻害薬による単剤療法の方が心
2025/6/26

[医療改革] 少数のデータで肝腫瘍抽出のAI、導入促進に期待 東京科学大学
東京科学大学の研究チームは、腫瘍の数が7-14個と限られた学習データでも肝腫瘍領域を抽出できる、少数データで学習可能なスモールデータAIモデル「MHP-Net」を開発したと明らかにした。医師の手作業を大幅に軽減するなど、負担やコストを軽減し導入促進が期待できるという。 従来のデ
2025/6/26

[救急医療] 25年6月16日-6月22日の熱中症による救急搬送は8,603人
消防庁が24日に公表した6月16日-6月22日の「熱中症による救急搬送人員(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員は8,603人。前年同時期(1,789人)と比べ6,814人増加した。5月1日からの累計は1万3,468人となった。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(
2025/6/25

[医療提供体制] 「持ち分なし社団」が医療法人の約4割に 厚労省
厚生労働省によると、医療法人全体に占める「持ち分なし社団」の割合は2025年3月末現在、39.2%で、前年から1.7ポイント上昇した。「持ち分なし社団」は、07年3月末の時点で全医療法人の1.0%にとどまっていたが、その後は法人数が毎年増えている。 厚労省の「種類別医療法人数の
2025/6/25

[感染症] 新型コロナウイルスの報告数「0.92」で増加に転じる
国立感染症研究所は20日、「感染症週報 第23週(6月2日-6月8日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り。▽インフルエンザ/0.37(前週0.44)/3週連続で減少▽新型コロナウイルス感染症/0.92(0.84)/前週から増加▽RSウイルス
2025/6/25

[医療提供体制] 病床転換助成事業の「実態調査・効果検証」を報告 厚労省
厚生労働省は19日に開催された社会保障審議会・医療保険部会で、「病床転換助成事業」に関する実態調査・効果検証の結果を報告した。厚労省によると、2008年度に始まった病床転換助成事業は24年度までで計7,465床の療養病床の転換に活用された。転換先として最も多かったのが介護医療院
2025/6/25

[診療報酬] 外来データ提出加算、情報入力の簡素化検討へ 中医協・分科会
中央社会保険医療協議会「入院医療等の調査・評価分科会」が19日に開かれ、2022年度診療報酬改定で新設された外来データ提出加算を算定するための情報入力の簡素化を求める意見が出た。厚生労働省の調査で同加算の算定に当たってデータ入力のための人員確保がハードルになっていることが明らか
2025/6/25

[感染症] コロナ感染とワクチン接種、再感染もほぼ無症状 千葉大・JIHS
千葉大学大学院と国立健康危機管理研究機構(JIHS)の研究グループは、新型コロナウイルスのワクチン接種と感染の両方を経験した「ハイブリッド免疫保有者」が再び感染しても無症状の割合が94%だったとする研究結果を発表した。 研究グループでは、2022年12月と23年2月に実施した全
2025/6/25

外国人の医療費未払い、入国審査厳格化を検討――政府
政府は6月6日に開催された第7回経済財政諮問会議で「経済財政運営と改革の基本方針2025」(以下、骨太の方針2025)の原案を提示し、その中で「外国人との秩序ある共生社会の実現」を掲げた。また、同日に開催された「外国人材の受入れ・共生に関する関係閣僚会議」において、過去に医
2025/6/25

[医療改革] 公益的なオンライン診療を推進する協議会が発足 郵便局活用へ
「公益的なオンライン診療を推進する協議会」が18日に発足し、医療界からは日本医師会や日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会、自治医科大学、政府からは内閣官房、厚生労働省、総務省、さらに日本郵便、全国郵便局長会の関係者が会合を行った。今後、郵便局などを活用したオンライン診療の
2025/6/25

[感染症] かつての「プール熱」、咽頭結膜熱が通年で発生 日医
日本医師会は、かつては「プール熱」と呼ばれていた咽頭結膜熱について、ホームページ上で注意を呼び掛けている。プールでの集団発生はほとんどなくなっているが、夏季だけではなく通年で流行しているという。 注意喚起は、川崎医科大学小児科学の中野貴司特任教授が監修した。咽頭結膜熱はアデノウ
2025/6/24

[診療報酬] 報酬要件、「プロセスやアウトカムを重視すべき」 診療側委員
中央社会保険医療協議会の太田圭洋委員(日本医療法人協会副会長)は18日の総会で、看護師などの人員配置を要件とする診療報酬が多いことを指摘し、医療のプロセスやアウトカムの要件を重視するべきだと主張した。 同総会では、2024年度改定の影響を明らかにするために行われた調査結果の報告
2025/6/24

[診療報酬] 16品目を薬価基準から削除へ、簡素化プロセスで 中医協
厚生労働省は18日、薬価削除の簡素化プロセスに従って計16品目を薬価基準から削除することを中央社会保険医療協議会に報告した。経過措置期間は7月ごろから2026年3月末までで、4月の削除を見込んでいる。 16品目は、現在の製造販売業者から別の業者に製造販売の権利を引き継ぐ「承継」
2025/6/24