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記事一覧

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第10回 CKDの治療薬ー各薬剤の特徴と与薬時の注意点は?ー

CKDでは、薬を使って腎臓の機能を補うことで、CKDの進行を遅らせたり、腎機能低下が原因で起こるさまざまな症状を改善したりします。そこでCKDで使われる代表的な薬剤についてお話します。 腎臓の血圧を調節する機能を補う薬 腎臓の血圧を調節する機能には2つのしくみがあ

2017/9/7

ネフローゼ症候群とは? 症状・診断・治療など

腎臓の糸球体に障害が起こり、尿中に大量の蛋白が排出され、これに伴い低蛋白血症が引き起こる状態がネフローゼ症候群の特徴です。本来は腎臓でろ過されない血液中の蛋白がさまざまな原因でろ過され、再吸収されず、血中蛋白が喪失し、さまざまな症状を起こします。 症状 ネフロ

2017/9/7

高齢発症てんかんについて知ろう

7月20日に大塚製薬株式会社東京本部にて、プレスセミナーが開催されました。朝霞台中央総合病院 脳神経外科 統括部長で、脳卒中・てんかんセンターセンター長の久保田有一先生が、高齢者のてんかんについて解説しました。その模様をレポートします。 小児だけではない、てんかんは

2017/9/7

腎盂腎炎|病態や看護師が知るべきポイント

尿路感染症の一つです。細菌などの感染によって、腎臓の中の腎盂に炎症を起こす病気です。多くの場合は、上行性の感染ですが、基礎疾患のある人は血行性に感染を起こすこともあります。 病態 腎盂腎炎には、単純性と複雑性があります。尿は腎臓で生成されて、尿管を通って膀胱に

2017/9/5

腹腔ドレーンの目的、種類、挿入部位

▼ドレーン(ドレナージ)について、まとめて読むならコチラ ドレーンとは|ドレーンの種類と管理 Q. 腹腔ドレナージの目的は何?どんな種類があるの?ドレーンはどこに挿入されるの?   A. 腹腔ドレーンは、主に治療や感染の予防などを目的として、術後などに体液が

2017/9/2

血圧計っていろいろとあるけど何が違うの?

▼バイタルサインについて、まとめて読むならコチラ バイタルサインとは|目的と測定の仕方、基準値について 在宅での血圧測定の重要性  高血圧の人が、治療を進める上で日々の血圧を測定・管理することの重要性が明らかになってから、家庭で毎日血圧測定をする人が増えてき

2017/8/31

ゴーシェ病患者さんの看護

ゴーシェ病の患者さんに必要な看護とは  ゴーシェ病は、神経症状の有無や重症度により、酵素補充療法が有効で予後が良好な1型、酵素補充療法が無効で神経症状などが強く現れ予後不良の2型、1型と2型の中間ともいえる3型に分けられます。治療方法や経過が違うため、必要な看護も型によ

2017/8/30

人工呼吸器のアラームの原因と対応

人工呼吸器のアラームには、機械自体異常を知らせるもの、患者さんの状態と設定したモードが合っていないことを知らせるものなど、さまざまな種類があります。また、人工呼吸器の機種によっても呼び名が違っていることもあり、混乱する人も多いのではないでしょうか。 ここでは、アラー

2017/8/28

医療・介護関連肺炎の定義とは?

肺炎を発症した患者さんが医療ケアや介護を受けていて、定義項目を1つ以上満たす場合 4項目のうち1つでも当てはまればNHCAP  医療・介護関連肺炎(NHCAP)は2011年に発表された「医療・介護関連肺炎診療ガイドライン」のなかで表1のように定義されており、この項目が

2017/8/24

肺炎の診断のポイントと看護師の役割は?

看護師は問診だけでなく、バイタルサインにも注意! 問診や診察所見、検査から総合的に判断する 肺炎自体の診断は、問診、診察所見、血液検査所見、胸部X線検査で総合的に判断します。 問診(症状や病歴)で重要なのは、発熱、咳嗽、喀痰、呼吸困難、倦怠感(活動性低下、食欲低下)

2017/8/21

精神科の疾患と治療を知っておこう(統合失調症・うつ病)

精神科医療での基本疾患の理解を深めよう! 精神科疾患の患者さんは増えている 精神疾患を持つ人は2014年の調査では39万人を超えています。疾患は多い順にうつ病、統合失調症、不安障害となります。入院患者さんにおいては、統合失調症が最も多くを占めています。今回は、代表的な

2017/8/20

手術体位の目的、体位調整と注意点とは?

 手術をする際にはそれぞれの術式に合わせた体位を取る必要があります。手術室の看護師は外科医師、麻酔科医師と協力しながら体位を作っていきます。体位を取る上で、重要なポイントについてお話していきます。 【関連記事】 ● 手術室での患者さんの体温変化と体温管理の必要

2017/8/19

第40回 インスリン注射が必要となった患者さんの課題とゴール

入院しているときのことだけでなく、退院後の患者さんの生活までを想像して看護にあたることが大切です。今回は、患者さんを包括的に捉えると、どのようなことが課題となるのかを考えます。 【今月の事例】 一過性脳虚血発作で入院中の80歳代女性。認知症もなく、ADLは

2017/8/15

パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)とは何か

日本では、病院ごとにさまざまな看護提供方式がとられています。パートナーシップ・ナーシング・システム(PNS)は、2009年に福井大学医学部附属病院で開発されました。 例えば看護体制が7対1の場合は、これまでの看護提供方式では、看護師1人で7人の患者さんを受け持っていまし

2017/8/14

肺炎の抗菌薬使用について

非定型型肺炎と細菌性肺炎で使い分ける 過剰な抗菌薬投与は避ける 市中肺炎(CAP)では耐性菌リスクが少なく、患者さんの元々の状態も健康である場合が多いため、予後は比較的良好です。そのため、肺炎を治癒させることは重要ですが、過剰な抗菌薬投与を行わないことも耐性菌の蔓延を

2017/8/13