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簡易懸濁法とは?
粉砕法の問題・デメリット 経鼻胃管・胃瘻・腸瘻といったチューブから錠剤を投与する方法として、「つぶし(粉砕法)」で注入することだけを想像していませんか。そして、粉砕法で注入した際に「チューブが閉塞してしまった」という経験をもつ人も少なくないかもしれません。

ナース専科2017年3月号『胸腔ドレナージを極める!』
胸腔ドレナージと術後リハをこれ1冊で! 巻頭特集のテーマは「胸腔ドレナージ」。呼吸器や外科の病棟、救急外来以外でも、適応となる場面が少なくない胸腔ドレナージについて、呼吸器外科専門医が基礎からわかりやすく解説します。 第2特集は、創部痛などで動作が制限され

弁膜症の原因と症状
心臓にある弁が正しく機能しなくなった状態を弁膜症といい、大きく分けて狭窄症と閉鎖不全症があります。 狭窄症では、弁の開きが悪くなり血流が滞ります。閉鎖不全症では、弁が完全に閉じないために、血液の逆流が生じます。心臓には4種類の弁があるので、それぞれに狭窄症と閉鎖不全症

【書籍紹介】認知症本人やその家族介護者の思いを知って、看護に役立てよう
認知症本人やその家族介護者の思いを知って、看護に役立てよう この本は、ディペックス・ジャパンが運営するウェブサイト「健康と病いの語りデータベース」に収録されている中から厳選された200の語りを紹介しています。 ディペックス・ジャパン(DIPEx-Japan

第34回 トイレ内で尻餅をついてしまった患者さん
今回の事例 [まりもさん より提供された事例] 80歳代で、脳梗塞の患者さん。脳梗塞の治療はほとんど落ち着いていましたが、腎臓がんがあり、食欲不振で意欲もなくなってきていました。下肢の脱力はあるものの、意識はクリアでしっかりしているように見えました。トイレへは車椅子で

ペースメーカーの仕組みと適応となる疾患
ペースメーカーは脈が少ないことで、脳や全身への血流を確保できない人たちの心機能を補うために装着されます。ペースメーカーの基本的な仕組みと、適応となる疾患を抑えておきましょう。 ペースメーカーの仕組み ペースメーカーは、病的な徐脈を起こした疾患に適応され

がん患者さんの外見変化、どうケアする?
がん患者の外見支援に関するガイドラインの構築に向けた研究班は、「がん患者に対するアピアランスケアの手引き」を発行しました。この本は、治療編と日常整容編の2部に分かれ、エビデンスとともにケアについてまとめられています。 今回は、この本の内容や医療従事者がどのようにかかわる

高齢者の栄養管理の現状を聞く!
高齢者はさまざまな要因が重なって、十分な栄養を摂取できなくなるケースがみられます。 また、在宅で療養している患者さんの場合、きめ細やかに食事指導をしても、きちんと実践できるとはかぎりません。 今回は、高齢者看護に携わるみなさんにお集まりいただき、高齢者の栄養管理の現状

CASE11 訪問時の食事を断ったことから認知症が拡大したケース【2】
困難事例11 さらにさまざまな認知症状が出始めたCさん 前回までの経緯 お料理好きで温厚な性格の72歳女性Cさん。糖尿病管理で訪問看護が入っていたが、毎回用意される手料理を受け取れないとお断りしたあたりから、Cさんの態度に変化が現れた。 もともと「誰かに見張られ

植え込み型除細動器(ICD)の仕組みと適応となる疾患
ペースメーカーと似た機器に、植え込み型除細動器があります。適応となる疾患や、仕組みにも違いがありますので、しっかりと区別して覚えておきましょう。 ▼不整脈の看護について、まとめて読むならコチラ 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント 植え込

第7回<読み方・対応編⑤>発作性上室頻拍 (PSVT)
関連記事 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント 発作性上室頻拍(PSVT)は、症状の発生も収束も突然で、規則正しい頻脈(心拍数150~250回/分)であることが特徴です。心電図波形上も“突然起こり、突然終了する”一過性の波形が出現します。

胃がん手術―ドレーン管理と観察のポイント
ドレーン留置による疼痛や離床の遅れ、逆行性感染といったデメリット、また、「ERAS」の観点からドレーンを入れないことがあるかもしれません。ですが、縫合不全などの術後合併症を早期に発見でき、適切な処置にもつながることから、胃切除後にドレーンを留置するケースは少なくありません

在宅での吸引器の使用と指導について知っておこう!
地域包括ケアの推進により医療依存度が高い方が在宅へ 今までは入院、施設入所が一般的であった状況の患者さんでも、超高齢化社会、2025年問題、地域包括ケア病棟の新設など、病院から在宅へ戻るという選択肢が近年増えて来ました。 国としても2025年に向け、「高齢者の尊厳

第5回 1日に必要なたんぱく質量は?摂取時の注意点は?
たんぱく質制限は画一的に行わない 人間の身体になくてはならない栄養素のうち、特に重要なものと位置づけられている「たんぱく質・炭水化物・脂質」を『三大栄養素』といいます。この中で、炭水化物と脂質は身体を動かすエネルギーとして使われた後、呼気(二酸化炭素)や汗(水)や

【痛みの評価スケール】VAS、NRS、フェイススケール
【関連記事】 ● 術後痛の種類や機序とは▼その他のスケール・指標はこちら● 臨床現場でよく使うスケール・指標の記事一覧 痛みの評価スケールとは 患者さんが抱えている痛みにたいして、どのようにケアをしていくかを決めるためには、患者さんの痛みの評価、アセスメント