【HealthDay News】メディカル・ヘルスケア関連のニュースをお届け
記事数:190
"英語、スペイン語、日本語で配信されているメディカル・ヘルスケア関連のニュース・コンテンツです。
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ビタミンDを積極的に摂取することによって、2型糖尿病の発症リスクがわずかに低下する可能性を示唆する研究結果が報告された。ただし、専門家は、ビタミンD摂取が健康的な食事や運動習慣に取って代わるものではないとしている。米タフツ医療センターのAnastassios Pittas氏
子どもの免疫は、新型コロナウイルスの初回感染時にそれを排除する働きが優れている半面、成人のように一度感染したウイルスを記憶して再感染に備えることは苦手のようだ。ガーバン医学研究所(オーストラリア)のTri Phan氏らの研究による知見であり、同氏は「子どもたちは初回感染時の
腎機能が低下している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者に対するレムデシビルの安全性を検討した研究結果が報告された。eGFR30mL/分未満と以上の患者群を比較した結果、死亡率や有害事象発生率に有意差はなかったという。公立陶生病院薬剤部の梅村拓巳氏らによる研究で
2020年に特定された自己炎症性疾患であるVEXAS症候群は、炎症に起因する関節リウマチ、皮膚病変、肺病変、血液検査の異常所見などを呈する。そのため、この疾患の患者は、結節性多発動脈炎、再発性多発軟骨炎、巨細胞性動脈炎、Sweet症候群、骨髄異形成症候群(MDS)など、多岐
末梢動脈疾患(PAD)で治療を受けている患者の自宅から病院までの距離と、下肢切断リスクとの関連を検討した結果が報告された。病院までの距離が長いほど切断リスクが高いという有意な関連が認められたという。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科国際健康推進医学分野の藤原武男氏らの研
妊娠糖尿病女性の出産後の糖尿病発症リスクを、コーヒーが抑制する可能性を示唆するデータが報告された。シンガポール国立大学のCuilin Zhang氏らが、妊娠糖尿病と診断された女性を20年以上追跡した結果、出産後に1日4杯以上コーヒーを飲む習慣のあった女性は、全く飲まない人よ
新年を迎えるに当たって多くの人が「減量」を目標に掲げる。しかし、結局なにも始められなかったり、いったん体重が減っても年末までにリバウンドしてしまったりという人が少なくない。専門家は、はやりのダイエットに飛びつこうとする前に、栄養の質を改善することを勧めている。健康的な食事に
日本人中高齢者の食生活と握力との関連を検討したところ、より日本食らしい食事パターンの人ほど、握力低下が少ないことが明らかになった。一方、地中海食らしい食事パターンは、握力低下に対する保護的な効果は見られなかったという。長野県立大学健康発達学部の清水昭雄氏、神奈川県立保健福祉
進行の遅い脳腫瘍の一つである低悪性度のグリオーマ(神経膠腫)に関する研究で、より積極的な手術により生存期間を延長できる可能性のあることが明らかにされた。治療成功の鍵は、診断後できるだけ速やかに、できるだけ多くの腫瘍を除去することだという。論文の筆頭著者である、米カリフォルニ
歌うことが、脳卒中により失語症を患った患者のコミュニケーション能力の回復に有効なようだ。ヘルシンキ大学(フィンランド)のAnni Pitkäniemi氏らが実施した新たな研究で、歌うことをベースにした集団で行うリハビリテーション(以下、リハビリ)により、失語症のある脳卒中慢
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症、いわゆる「long COVID」の日本人での実態が報告された。症状としては倦怠感や抑うつなどが多く、女性や就労が制限されている人および非就労者でパフォーマンスの低下が顕著だという。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科国
子どもが新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とインフルエンザに重複感染すると、病状が深刻なものになりやすいことを示すデータが、米疾病対策センター(CDC)発行「Morbidity and Mortality Weekly Report(MMWR)」12月16日号に掲
人の耳には聞こえない超高周波が含まれている音が流れている環境では、ブドウ糖負荷後(日常生活では食後に相当)の血糖値の上昇が抑制される可能性が報告された。国立精神・神経医療研究センター神経研究所疾病研究第七部の本田学氏、国際科学振興財団の河合徳枝氏らの研究によるものであり、結
早期乳がんと診断された後に運動を習慣的に行っている人はそうでない人よりも、死亡リスクが有意に低いというデータが報告された。米カイザーパーマネンテ南カリフォルニア病院のReina Haque氏らの研究によるもので、結果は「JAMA Network Open」に11月17日、レ
アルコールの摂取習慣と白内障リスクとの間に、有意な用量反応関係があることが、日本人約3万人のデータを用いた症例対照研究の結果として示された。飲酒をやめた人は白内障リスクが低下する可能性があることも明らかになった。東海大学医学部基盤診療学系衛生学公衆衛生学の深井航太氏、東京慈