1. トップ
  2. 看護記事
  3. 診療科から探す
  4. 呼吸器科
  5. 呼吸器疾患
  6. その他呼吸器疾患
  7. 呼吸器アセスメント―触診・打診の部位、聴診時の音

【連載】コツをおさえる! 部位別フィジカルアセスメント

呼吸器アセスメント―触診・打診の部位、聴診時の音

  • 公開日: 2014/7/5

▼酸素療法についてまとめて読むならコチラ
酸素療法とは?種類・目的・適応・看護


アセスメントは、患者さんとの会話やケアを通じて全身の状態に目を向け、五感をフルに活用することが大切です。ここでは系統別にフィジカルアセスメントのテクニックをまとめました。普段行っているアセスメントの流れと手技を再確認してみましょう。


呼吸器のフィジカルアセスメントの進め方

 呼吸器系の観察では、ガス交換の前提となる換気がきちんと行われているかをアセスメントします。呼吸機能は全身状態への影響が大きいため、他の器官との関係性も考慮しましょう。

1.視診でここをCHECK!

 1. 胸郭の外観(形態、左右差)
 2. 胸郭の動き
 3. 呼吸の状態(呼吸数、リズム、深さなど)
 4. 皮膚や爪の状態(チアノーゼの有無)など

2.触診でここをCHECK!

 1. 皮膚・皮下の状態(皮下気腫があるかどうか)
 2. 胸部呼吸運動の状態
 3. 触覚振盪音の変化(左右差や音の減弱)など

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

低酸素血症が生じている患者さんに対する看護計画|心不全で肺水腫を発症している患者さん

心不全による肺水腫で低酸素血症を生じている患者さんに対する看護計画  心不全とは心臓に何らかの異常が生じて心臓のポンプ機能が破綻した状態です。それによって肺の毛細血管の圧力が上昇し、肺内に水分が漏出し肺水腫になったり、体液量が過剰になり浮腫などが生じたりします。今回は心不全

2024/1/28