加齢がコミュニケーションにもたらす「4つの悪影響」
- 公開日: 2014/7/9
治療をスムーズに進めるため、あるいは安全・安楽に支援するために、高齢者特有の症状や機能低下について解説します。今回は、「加齢がもたらす悪影響」です。
影響1 聴覚機能が低下する
→蝸牛内の基底膜の硬化/感覚細胞の減少・変性
聴力は、一般に40歳前後から高音域の聴取能力が徐々に低下し、70、80歳代ではさらにそれが顕著になります。低・中音域は高音域に比べて、緩やかに低下します。
難聴は大きく、伝音性難聴と感音性難聴、両者が混在した混合性難聴に分けられます。
伝音性難聴
外耳、鼓膜周辺に炎症などの異常が生じるもので、内耳は正常なので大きな音であれば聞こえます。
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