なんでみんな心電図が苦手なの? 5
- 公開日: 2015/7/28
心電図をわかりやすく教え、楽しく勉強してもらうことに情熱をかけている、人気セミナーの講師でもある平手裕市先生は、『平手先生の モニター心電図講座』(エス・エム・エス刊)の著者でもあります。最近、新刊を出されたという平手先生に、心電図が苦手な看護師さんへのメッセージをいただきました!
今度の本には、どんな工夫が盛り込まれているの?
――――お久しぶりです、平手先生! 今日は心電図がニガテな看護師さんに、メッセージをいただけるとか!
平手先生 そうですね、今日は、みなさんに「苦手を克服するためのメッセージ」を送りましょう。
心電図が好きになるキャンペーン 第1弾
「心電図の引き出しを作りましょう」
心電図の知識がどんどん溜まっていく魔法の引き出しを2個作ってください。
もちろん、机にではなくて頭の中にです(笑)。
1つめは、刺激伝導系の模式図
2つめは、正常波形の名称と正常値
とにかく、いやでもなんでも、この2つを覚えてください。
そうすると、刺激伝導系と正常波形に結びつきながら、心電図判読に必要な知識がどんどん溜まって行きます。
さあ、キャンペーン第2弾に進む前に、
覚えよう! 刺激伝導系と正常波形!
次回も平手先生からの「心電図が苦手な看護師さんへのメッセージ」をお伝えしますね!
お知らせ平手裕市先生の 新刊をご紹介!
『楽しく入門!心電図の冒険 キャプテンHと海賊たち』(平手 裕市 著)
(B5判、136ページ、フルカラー、定価1,800円+税、シナジー刊)
カリブ海の港に暮らす3人の若者が、海賊から港を守るために、元船乗りのキャプテンHに弟子入りし、波(波形)を読む勉強を始めるストーリー仕立ての心電図の本。
楽しみながら勉強できて、いつの間にか基礎が身につくという、いままでになかったユニークさ。一度読んでみよう!