1. トップ
  2. 看護記事
  3. 看護教育・制度
  4. 看護管理・教育
  5. 看護記録
  6. 感情表出に関する看護計画|肺がんの告知を受けた患者さん

【連載】症例ごとに看護計画を紹介!

感情表出に関する看護計画|肺がんの告知を受けた患者さん

  • 公開日: 2022/4/19

肺がんの告知を受けても感情を表出できない(ようにみえる)患者さん

 肺がんの死亡数は年々増加しており、予後良好なものから予後不良なものとさまざまです。そのため、患者さんは治療や予後に不安を抱えていることがあり、その感情をうまく表出できないケースがあるため、今回はそれらを踏まえた看護計画を考えます。

POINT

観察計画 O-P 患者さんの現在の状況を把握するためのデータを集める。疾患や治療の知識不足が不安を招くこともあるため、どのように認識しているのかを確認する。また、日常生活にどのような影響が出ているのかを確認する。

援助計画 T-P 患者が感情を表出できるような環境を整える。また、疾患をどのように考えているのかなども聞くことで、疾患に関する知識を提供するのか、気持ちに寄り添ったケアを行うのかということを判断する。

教育計画 E-P 疾患や治療について知識が十分でないと不安を抱くケースがあるため、知識の提供を行う。また、不安や疑問をいつでも聞く体制があるということも伝えておく。

*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。

看護問題

この記事を読んでいる人におすすめ

カテゴリの新着記事

ペースメーカー植え込み術を行った患者さんに関する看護計画

房室ブロックでペースメーカー植え込み術を行った患者さんに関する看護計画  房室ブロックとは、洞房結節で生じた刺激が刺激伝導系を通って心房から心室へと伝わる際に、房室結節で伝導遅延が生じたり、伝導が途切れることで起こる不整脈です。刺激の伝わり方に応じて1度、2度、3度に分けら

2025/3/31