間質性肺炎で労作時にSpO2(サチュレーション)が低下する患者さんの看護計画
- 公開日: 2026/3/27
間質性肺炎で労作時にSpO2(サチュレーション)が低下する患者さんの看護計画
間質性肺炎は、さまざまな原因で肺胞の間質に繊維化が生じてガス交換が障害される疾患です。日常生活の中で低酸素状態が生じることがあるため、呼吸状態を適宜評価していく必要があります。今回は、間質性肺炎で労作時にSpO2(サチュレーション)が低下する患者さんの看護計画を立案しました。
間質性肺炎で労作時にSpO2(サチュレーション)が低下する患者さんのケアの流れの解説
労作時のサチュレーションの低下は危険信号[うまくいかなかったcase]
観察計画 O-P 安静時と労作時の呼吸状態の変化やSpO2の推移などを観察する。呼吸困難の程度も把握する。その他、労作時にSpO2が低下することによる日常生活への影響や食事や水分摂取量、喀痰の性状や量なども確認する。
援助計画 T-P 日常生活に合わせた呼吸ケアを考え、離床を進められるようにかかわる。喀痰が多い場合は、体位ドレナージや吸引を検討する。
教育計画 E-P 必要に応じて酸素投与を実施する可能性があるため、酸素投与の必要性を説明する。離床の必要性を伝える。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
労作時にSpO2(サチュレーション)が低下して呼吸困難が生じている
看護目標
適切な呼吸療法を行い呼吸困難が生じることなく生活することができる
観察計画 O-P
普段のSpO2の推移
呼吸困難の有無、程度
安静時と労作時の呼吸状態の変化
呼吸状態(回数、様式、胸郭運動など)
喀痰の性状、量
副雑音の有無、性状
日中の活動状況、離床状況
食事や水分摂取量
In-Outバランス
検査データ(WBC、CRP、喀痰培養など)
画像データ(胸部X線、CTなど)
援助計画 T-P
日常生活に合わせた呼吸ケアを検討する
適宜、離床を検討する
必要に応じて吸引の実施を検討する
医師の指示に基づく酸素投与や薬剤の使用
教育計画 E-P
酸素投与の必要性を説明する
離床の必要性を説明する
何かわからないことがあればスタッフに伝えてもらうように説明する
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