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記事一覧

15件/3865件

日本救急医学会熱中症分類2015

日本救急医学会熱中症分類2015は何を判断するもの?  日本救急医学会熱中症分類2015は、熱中症の重症度を評価するためのスケールです。  熱中症は、高温多湿な環境下で電解質バランスが崩れたり、体温調節機能が低下して体温が著しく上昇した状態をいい、『熱中症診療ガイドライン

2023/7/15

暑い季節になりやすい腎臓結石のリスクを下げる方法

 夏の暑い時期には、腎臓結石による耐え難い痛みが発症しやすい。ただし幸いなことに、水分摂取量を増やしたり、食生活を少し変えたりすることで、結石をできにくくすることが可能だ。米テキサス大学サウスウェスタン医療センターのMegan Bollner氏は同大学発のリリースの中で、それ

2023/7/14

腸閉塞の患者さんの看護計画

腸閉塞の患者さんの看護計画  腸閉塞とは消化器疾患の一つで、主に小腸または大腸の一部が何らかの原因で詰まり、食物や体液が通過できなくなる状態をいいます。開腹手術後に起こりやすい合併症です。症状や進行した場合のリスク、処置に伴うADL制限、患者教育などを考慮した計画立案が必要

2023/7/13

経皮的心肺補助法(PCPS)の看護|観察項目・手順とケアのポイント、アラームとトラブルシューティング

PCPS装着時の観察項目・手順とケアのポイント 駆動装置・回路部分の観察項目・手順  「経皮的心肺補助法(PCPS)装着の準備・介助、合併症」で紹介した合併症が発生していないかの確認が必要です。観察すべき項目はかなり多くなるため、駆動装置の確認、脱血管の刺入部から送血管の刺入

2023/7/10

血糖降下薬のメトホルミンがlong COVIDを予防か

 長年使われていて安全性の評価が確立しているメトホルミンという糖尿病の飲み薬が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)急性期以降の症状の遷延、いわゆる「long COVID」の予防に役立つ可能性が報告された。COVID-19急性期に2週間、同薬を服用した場合に、long

2023/7/8

女性に多い手指の不調、もしかすると「更年期手」かも【PR】

  中高年の女性に多くあらわれる、手指の痛みやしびれ、腫れ、変形などの不調。以前は整形外科を受診しても「使いすぎ」「年のせい」といわれる患者さんが少なくありませんでした。しかし近年、酷使や加齢以外の発症要因が明らかになり、「更年期手」という言葉が使われるように

2023/7/7

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の重症度分類

筋萎縮性側索硬化症(ALS)の重症度分類は何を判断するもの?  筋萎縮性側索硬化症(amyotrophic lateral sclerosis:ALS)の重症度分類は、ALSの重症度を評価するためのスケールです。  ALSは中年以降に好発し、一次運動ニューロンと二次運動ニ

2023/7/7

TIMI分類

TIMI分類は何を判断するもの?  TIMI分類は、冠動脈造影検査において、冠動脈の血流を評価するためのスケールです。もともと、急性心筋梗塞に対して血栓溶解療法を行った際の治療効果を評価するためのスケールでしたが、現在では、経皮的冠動脈インターベンション(percutaneou

2023/7/5

男性ではY染色体の喪失で膀胱がんの増殖が加速?

 男性では、加齢に伴い毛髪や筋肉の張りが失われ、視力や聴力が低下していくだけでなく、男性を生物学的に男性たらしめているY染色体そのものも徐々に失われていく。こうした中、米シダーズ・サイナイ医療センターのDan Theodorescu氏らが、加齢に伴うY染色体の喪失はがん細胞が

2023/7/4

経皮的心肺補助法(PCPS)装着の準備・介助、合併症

PCPS装着の準備・介助  PCPSを装着し、駆動を開始させるまでの流れは表1のとおりです。PCPS装着は、心肺蘇生と同時並行で行う場合もあり、実際にはもっと複雑になります。  PCPS装着にあたって、回路の充填薬剤、カニューレのサイズ・留置方法(セルシンガー法、セミセル

2023/7/3

術後痛に対してペンタゾシンを頻用している患者さんへの注意点は?

Q 術後数日経っても患者さんがペンタゾシン静注を希望しています。頻用することでの注意点はありますか? A 強力な鎮痛効果がありますが、ある程度の量を入れても鎮痛効果には限界(天井効果)があります。また鎮静や呼吸抑制の副作用にも注意が必要ですし、長期間の投与では薬物依

2023/7/1

新たなCT技術で高リスク患者での冠動脈疾患の診断精度が向上

 超高精細CTによる冠動脈の血管造影検査(UHR CCTA)により、重度の冠動脈石灰化があったりステントを留置している高リスク患者でも冠動脈疾患を正確に診断できることが新たな研究で示された。フライブルク大学(ドイツ)のMuhammad Hagar氏らによるこの研究結果は、「R

2023/7/1

知っておきたい! 新たに保険適用となった変形性膝関節症の新治療

2023年6月1日に変形性膝関節症の新たな治療が保険適用となりました。今回は、変形性膝関節症のこれまでの治療と保険適用となった新たな治療について紹介します。 変形性膝関節症の痛みで悩んでいる人は多い  変形性膝関節症は、クッションとなっている膝の軟骨がすり減ること

2023/6/30

排痰ケアに関する看護計画|排痰困難が生じている患者さん

呼吸機能低下による排痰困難がある患者さんに関する看護計画  慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎などの呼吸器疾患によって呼吸機能が低下することで排痰が困難になる可能性があります。その他に、高齢や長期臥床に伴う筋力低下、術後の疼痛によっても排痰が困難になる可能性があります

2023/6/30

体液過剰に対する看護計画|心不全の患者さん

心不全による体液量過剰が生じている患者さんに関する看護計画  心不全とは心臓に器質的、機能的な異常が生じて心臓のポンプ機能の代償機転が破綻した状態です。そして、それによって体液量が過剰になり、呼吸困難や倦怠感や浮腫などが生じます。今回は心不全による体液量過剰が生じている患者

2023/6/29