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排痰

排痰関連の記事の一覧です。

肺痰には?湿度?重力?呼気量と呼気の速度の3つの要素が関連しています。肺理学療法ではそれらにアプローチすることにより吸引を行わない排痰ケアを行います。加湿、体位ドレナージ、咳嗽介助やスクイージングがありますが、むやみに行っても効果はありません。聴診や触診などで必要性を評価をしながら行います。患者さん自身の排痰力を上げるようなかかわりも大切で、モビライゼーション(身体を動かすこと)も不必要な吸引を避けるためには有効です。

排痰 記事カテゴリ

「排痰」の記事一覧

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喀痰が多い患者さんに対する看護計画|肺炎の患者さん

肺炎で喀痰が多い患者さんに対する看護計画  肺炎とは細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に感染して炎症を起こす疾患です。若年者から入院や介護施設に入所している高齢者などさまざまな人に生じる可能性があり、発熱のほかに、咳嗽や喀痰が多くなります。  今回は肺炎によって喀痰が

2024/1/26

排痰ケアに関する看護計画|排痰困難が生じている患者さん

呼吸機能低下による排痰困難がある患者さんに関する看護計画  慢性閉塞性肺疾患(COPD)や間質性肺炎などの呼吸器疾患によって呼吸機能が低下することで排痰が困難になる可能性があります。その他に、高齢や長期臥床に伴う筋力低下、術後の疼痛によっても排痰が困難になる可能性があります

2023/6/30

非効果的気道浄化に対する看護計画|肺炎患者さんの看護計画

肺炎による非効果的気道浄化に対する看護計画  肺炎とは細菌やウイルスなどの病原微生物が感染して肺に炎症を起こす疾患です。社会生活を営む若年者から入院や介護施設に入所している高齢者などさまざまな人に生じる可能性があるため看護計画を立案しました。  非効果的気道浄化は、気

2022/11/28

【術後リハ】呼吸器合併症を起こしてしまった患者さん

今回は、肝臓がん術後呼吸器合併症を起こしてしまった患者さんについて解説します。 ▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ 術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など) 【事例】 呼吸器合併症を起こしてしまった患者さ

2017/5/30

【動画】第9回 呼吸介助手技ー介助ハッフィング(重度障害児者のケース)

主気管支まで痰が上がってきたら、介助でハッフィングを促すと、吸引しやすい位置まで痰を上げることができます。 ハッフィングのポイント 1 上葉にある含気を使って、下気道を上がってきた分泌物を上気道へ誘導する 2 呼気がはじまる瞬間か、もしくは呼気がはじ

2017/3/16

【動画】第8回 呼吸介助手技ーバウンシング(重度障害児者のケース)

呼吸のリズムに合わせる必要はありません。動かしやすい方向にバウンドさせるように動かしていきます。少しずつ、実施する部位を広げていきます。 バウンシングのポイント 1 呼吸のリズムに合わせる必要はない 2 動きやすい方向にバウンドさせるように動かす

2017/3/12

【動画】第7回 呼吸介助手技ータッピング(重度障害児者のケース)

タッピングは空気の入りの悪いところを探して、たたきます。実施する際は、聴診器で肺胞呼吸音を聞きながら行います。側臥位にして、背側も行うとよいでしょう。 タッピングのポイント 1 聴診器を使って、空気の入りが悪いところを探す 2 空気の入りの悪いところ

2017/3/8

【動画】第6回 呼吸介助手技ーリフティング(重度障害児者のケース)

下部の肋骨の奥に手をかけ、吸気に合わせて肋骨を持ち上げます。持ち上げたときにゆすりましょう。深い呼吸を促すことができます。 リフティングのポイント 1 下部の肋骨の奥に手をかけ、吸気に合わせて肋骨を持ち上げる 2 持ち上げたときにゆする 3 持ち上

2017/3/5

【動画】第5回 呼吸介助手技ーシェイキング(重度障害児者のケース)

シェイキングは、基本手技であるタッチと同じように肺に手を置きます。 呼気のときにゆらします。 残気量を減らしたり、深い呼吸を促す効果があります。 シェイキングのポイント 1 基本手技であるタッチと同じように肺の位置に手を置く 2 呼気時に肋骨をつ

2017/3/2

【動画】第4回 呼吸介助手技ータッチ(重度障害児者のケース)

排痰のために換気を介助する手技として、呼吸介助手技があります。 呼吸介助手技の基本はタッチです。タッチのポイントは、相手の呼吸のリズムがわかる程度に触ることです。 タッチのポイント 1 相手の呼吸のリズムがわかる程度に触れる 2 相手の呼吸を感じ、呼吸に合

2017/2/28

【動画】第3回 側臥位から腹臥位へポジショニング(重度障害児者のケース)

側臥位から腹臥位に体位を変えていきます。側弯の強い人の場合は、突側を下側にして腹臥位になったほうがポジションがとりやすくなります。 側臥位から腹臥位へポジショニングのポイント 1 側弯の強い人たちの場合は、凸側を下側にして腹臥位にしたほうがポジショニングしやす

2017/2/22

【動画】第2回 ポジショニングー背臥位から側臥位へ(重度障害児者のケース)

背臥位から側臥位へのポジショニングのコツを解説します。 側臥位は上側を向いているので、重さを受けるように指示面を作ってあげて、後ろに少しよりかかることができるようにするとよいでしょう。 背臥位から側臥位へのポジショニングのコツ 1 下肢を持ち上げ、手前に倒し

2017/2/18

【動画】第1回 背臥位のポジショニング(重度障害児者のケース)

まずは、背臥位のポジショニングのコツを紹介します。 重度の障害児者の方への体位ドレナージで重要なことはポジショニングです。 一般的にいわれる気管支の方向に合わせた体位というのは、苦痛も多く現実的ではありません。そのため、背臥位、側臥位、腹臥位などを用いて、換気をよくす

2017/2/14

スクイージングとは? 禁忌は? 排痰効果の上がる方法【写真解説】

排痰ケアで肺理学療法の必要性を理解している看護師さんが「知りたい!」と関心を持っているのが「スクイージング」です。 スクイージングは、「湿度」「重力」「呼吸量と呼気の速度」という排痰法の原理原則のうち、「呼吸量と呼気の速度」にあたり、体位ドレナージとともに排痰を誘導する

2014/6/9

体位ドレナージとは?方法・実施時間・コツ

患者さんへの侵襲の少ない排痰ケアを行っている病棟が増えています。吸引を前提にしない排痰ケアとは、一般に「肺理学療法」を中心にした排痰法です。 理学療法というと、難しそうに感じますが、メカニズムを理解し、練習してコツをつかむことで、安全に行うことができます。 ▼サチ

2014/6/8

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