「急変時のケア」の記事一覧
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頻脈を認める患者さんのアセスメントと対応
事例紹介 患者背景 Kさん、70歳代、女性 ・既往歴:なし ・内服歴:なし 現病歴 主訴は動悸。来院の3時間前に自宅で突然の動悸を自覚した。2時間ほど様子を見ていたが、改善しなかったため独歩で病院を受診した。以前にも動悸を自覚することはあったが、自然におさまっ
圧迫止血とは|直接圧迫止血法と間接圧迫止血法の手順と注意点〜根拠がわかる看護技術
※本記事では基本的な方法を解説しています。状況などによって対応は異なることがあります。 圧迫止血法とは? 外傷から活動性の出血がある場合、失血を防ぐために行われる処置です。出血により急速に大量の血液を失うとショック状態に陥り、生命に危険が生じるため、
気道確保|エアウェイの挿入手順と頭部後屈顎先挙上法
気道確保とは? 大気の通り道である気道(airway)の物理的な閉塞を解除する、もしくは予防する処置です。窒息を防ぎ、呼吸管理を行うために実施されます。 気道閉塞の原因はさまざまですが、よくみられるのは意識障害による舌根沈下です。 気道閉塞は生
用手換気(バギング)の適応と方法|バッグバルブマスクとジャクソンリース
※本記事においての換気は高度な気道確保器具(気管挿管チューブや声門上デバイス)を使用していないことを前提として解説します。 【関連記事】 ●呼吸不全とは? 定義と2つの分類 ●呼吸器アセスメント―触診・打診の部位、聴診時の音 用手換気とは?
急変時の対応
急変時の対応 急変は、いつ誰に起こるのかわからず、予測できないことも多くあります。まったく同じ急変というものはなく、その時々の状況に応じて臨機応変に対応することが求められます。 急変時はさまざまなことを同時に行わなくてはなりません。急変した患者さんを見つけたあ
【写真でわかる】気管挿管の準備と介助(患者さんの準備)
気管挿管が必要になった場合の患者さんの、体位を整えるまでの手順を説明します。 ※気管挿管に使用する物品は清潔操作で扱います ※処置時は手指消毒を行い、エプロン、マスク、ゴーグル(必要時)を装着します ※SpO2モ二ター、心電図モニターは装着している状態とします
【動画】経口挿管の介助について知っておこう
経口挿管を行う際、看護師はどのような介助を行うとよいのでしょうか。 動画でどう動けばよいのかを確認しておきましょう。 挿管を開始する前に以下のようの物品を用意しておくとよいでしょう。 ①吸引チューブ ②挿管後チューブを固定するためのテープ ③ゴーグル
腹痛を訴える患者さんへの問診・急変対応
患者さんが急に腹痛を訴えだしたとき、どう対応すればよいのかを解説します。 ▼急変対応について、まとめて読むならコチラ 急変時の対応 緊急度・重症度の判断をする 1.第一印象とバイタルサインから判断する 患者さんの様子につい
気管挿管に必要な物品(挿管チューブ、スタイレットなど)10個とその役割
急変対応時に欠かせない救急カートには、さまざまな物品や薬が準備されています。 もし挿管をすることになった場合、この中から正しく物品を選ぶことができますか。 今回は挿管に必要な物品とその役割について解説します。 1 挿管チューブ サイズの目安
心停止(心静止・PEA)への急変対応 6ステップ
急変に遭遇!そんなときに慌てず焦らず処置を行うには、急変対応を繰り返しおさらいしておくことが必要です。 今回は、「心停止(心静止・PEA)」という緊急度の高い事態への対応を解説します。 ステップ1 意識を確認する 心電図モニター上に心静止を発見し
大部屋で急変!どう対処する?
大部屋で患者さんが急変した場合の対処について、患者さん本人への対応や周囲の患者さんへの配慮について解説します。 ステップ1 その場を離れずナースコール 急変患者さんを発見したら、その場を離れずにナースコールなどを使用して応援を呼びます。その際、
急変に対応する初動チーム、RRTとは?
急変に対応する初動チーム、RRTについて解説します。 ▼急変対応について、まとめて読むならコチラ 急変時の対応 急変に対応する初動チーム、RRTとは? RRT(Rapit Response Team)は、欧米を先駆けに日本国内でも導
急変時に不可欠! アンビューバッグの使い方
呼吸停止を発見したら、まず人を呼び、同時に気道確保を行います。 今回は気道確保の基本、アンビューバッグの使い方を解説します。 【関連記事】 ● 【人工呼吸器の換気量の設定】 「量規定換気(VC)」と「圧規定換気(PC)」の違い● 酸素化の指標、SpO2・Sa
【急変対応まとめ】みんなの不安、一気に解決!
急変に対する不安は、多くのナースが持っているようです。 そこで、より的確に迅速に動くために役立つ情報をまとめました。 さぁ、いざというときに慌てず動ける、急変に強いナースになりましょう。 急変を予測する!見極める! 【急変に結びつく危険な徴候と
急変対応時の人員確保と役割分担
▼急変対応について、まとめて読むならコチラ 急変時の対応 ▼サチュレーション(SpO2)について、まとめて読むならコチラ サチュレーション(SpO2)とは?基準値・意味は?低下の原因と対応 急変の徴候をキャッチできたら、それを誰かにつなげなければなりませ