皮膚障害・皮疹
皮膚障害・皮疹関連の記事の一覧です。
がんの薬物療法では、薬剤によって副作用として手足症候群をはじめとする発疹・紅斑、爪や皮膚への色素沈着、乾燥などのさまざまな皮膚障害がみられることがあります。これらの皮膚障害が重症化すると、痛みや外見的な変化により、日常生活への支障が生じてしまいます。清潔の保持、保湿剤の使用、紫外線・水仕事を避ける、適切な衣類(締め付け・刺激の少ないもの)の選択など、症状に応じたセルフケアが行えるような看護が必要です。一方、皮疹は、皮膚に出るさまざまな症状の総称です。色の異常・盛り上がり・損傷などのほか、さまざまな特徴をもとにフィジカルアセスメントを行い、緊急性の判断、原因の精査を行います。
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「皮膚障害・皮疹」の記事一覧
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発赤を見つけた! 急性期の褥瘡への対応とケア
発赤らしきものを見つけたときに、まず行うべきことを知っておきましょう。そして、それ以上悪化させない、新たに褥瘡を作らないケアを実践することが大切です。 褥瘡のまとめ記事 * 褥瘡とは?褥瘡の看護ケア|原因と分類、評価・予防・治療など 急性期の褥瘡ってどんなもの?
2014/6/30
ドライスキンの患者さんのケアのコツ
スキンケアが難しい患者さんへの対応のキホン スキントラブルの原因のベースは、ほとんどが皮膚の乾燥──ドライスキンです。まずはそのメカニズムを理解しておくことが基本です。 皮膚の角質は、外界からの刺激の侵入を防ぐバリア機能とともに、水分保持機能も有しています。角質細胞の
2014/3/23
これって褥瘡? 「発赤」の見分け方を極める!
今回は、褥瘡初期の発見に欠かせない「発赤」の鑑別について取り上げます。 「反応性充血」と「褥瘡」の見分け方 褥瘡発生の初期には、発赤といわれる皮膚の変化がみられます。 しかし、すべての発赤が褥瘡であるとは限らないため、反応性充血(真皮深層の微小血管の拡張である「
2012/3/31
【皮膚異常の看護】皮疹(ひしん)の種類と緊急性の判断
皮膚に出た異常が、実は重篤な疾患や緊急を要する疾患のサインであるケースもあります。 目に見える症状の下に隠れた部分を見逃さないようにしましょう。 皮疹の種類と特徴 まずは、これを考えよう! ■皮膚の異常を見落とさないためにも、どんなものがあるのかを知っておこ
2011/1/12
第2回 発赤と“DTI”をどう見分ける?どうケアする?
皆様は、「臨床で発赤の褥瘡ができたと思ったら、あっという間に深い褥瘡になってしまった」という経験をお持ちではないでしょうか? 今回は、褥瘡の早期発見と褥瘡の分類についての解説をします。 【褥瘡の定義】 日本褥瘡学会では、2005年に褥瘡を以下のように定義しました。
2009/3/17