1. トップ
  2. 看護記事
  3. 医療・看護技術から探す
  4. 輸血

輸血

輸血関連の記事の一覧です。

輸血 記事カテゴリ

「輸血」の記事一覧

8件/8件

輸血が時間通りに終わらない!|トラブルシューティング

輸血が時間通りに終わらないときはこう対応する!  輸血を実施する際に推奨されている滴下速度は、成人の場合、輸血開始から15分間は1mL/分、輸血開始15分後からは最速5mL/分とされており、緊急時を除いてそれより早い速度で輸血してはいけません。この速度で輸血すると、Ir-R

2024/6/5

自己血輸血|メリット・デメリット、適応・禁忌、手順など

自己血輸血とは  「自己血輸血とは、周術期に患者自身の血液を確保し、術中・術後の貧血の改善にそれを輸血する方法」1)であり、自己血輸血は院内での実施管理体制が適正に確立している場合は、医学的適応があれば自己血輸血を行うことを考慮します。  自己血輸血の種類は、貯血

2024/4/5

若干の発熱が見られる場合も副作用?|トラブルシューティング

輸血の副作用としての発熱には定義がある  輸血副作用としての発熱は、「輸血開始後数時間以内に38℃以上に発熱した場合、または輸血前から発熱している場合は輸血開始後に1℃以上の体温上昇が認められた場合」で「輸血以外の原因が否定された場合」となっています。  輸血による副

2024/1/8

緊急時の輸血の手配、対応を知りたい!|トラブルシューティング

緊急時の輸血事故を防ぐために留意すること  緊急時には、迅速冷静な対応が必要となります。特に夜間・休日に急変した患者さんの処置をしながら、口頭で出された指示を受けていると思わぬミスにつながります。  輸血事故を防ぐために、緊急の場面では、特に不適合輸血が起きやすい環境

2024/1/6

輸血の副作用|溶血性副作用と非溶血性副作用

 輸血は供血者(献血者)の血液を受血者(患者さん)の体内へ入れる医療行為であり、臓器移植の1つとして考えられています。輸血による副作用は、発熱や蕁麻疹など比較的軽症のものから、アナフィラキシーショック、溶血反応など生命にかかわる重篤なものまで多岐にわたります。輸血を取り扱う私

2022/7/27

輸血の手順|血液製剤の準備、実施の手順と注意点

輸血事故を防止するための重要なポイント ●血液製剤の準備は一患者さん毎に実施します。 ●照合・確認は、投与開始までに3回行います。 1回目:血液製剤の受け渡し(出庫時)…輸血部門において 2回目:輸血準備時…ナースステーションにおいて 3回目:輸血実施時…ベッドサイ

2022/4/14

輸血検査|血液型検査、不規則抗体検査(スクリーニング検査)、交差適合検査(クロスマッチ)

血液型検査の目的と方法、手順  ABO血液型とRhD血液型の2種類を検査します。ABO血液型にはA型・B型・O型・AB型の4種類が、RhDには陽性・陰性の2種類があり、組み合わせによって計8種類の判定結果があります。 血液型検査の目的 ABO血液型  血液型の組み

2021/10/25

輸血とは|適応とリスク、輸血用血液製剤の種類、実施の基準

輸血とは  血液は、細胞成分(赤血球、白血球、血小板)と血漿成分からできています。十分な血液成分を作れない場合や、大量出血により生命に危険が生ずる場合にはそれらを補う必要があります。それを補う方法が輸血療法であり、補うことができる成分は、主に赤血球、血小板、血漿成分および凝

2021/9/23