循環器看護のQ&A! 皆さんの疑問にお答えします!
記事数:14
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Q.心不全の患者さんに対して、看護師が病棟で行える心臓リハビリテーションはありますか? A.心不全の患者さんに対して、病棟で看護師が行える心臓リハビリテーションは、運動療法に加えて、栄養療法、心理的支援、患者教育などを統合した包括的な疾患管理プログラムです。 心
Q.末期心不全で呼吸器困が強い患者さんがいます。日常生活援助の際も苦しく、つらそうです。呼吸困難を緩和するためにできることはありますか? A.①病態・併存症・心理社会面を含む包括評価と可逆因子の是正、②利尿薬・血管拡張薬・強心薬によるうっ血と後負荷の調整、③残存する呼吸困
Q.心不全の患者さんが貧血のために輸血をすることになりました。貧血で心不全が増悪したり、心不全で貧血を合併したりするのはなぜですか? また、ケアを行う際のポイントや注意しなければいけないことがあれば教えてください。 A.貧血による心負荷の増大は心不全の増悪を招き、反対に心
Q.心不全で喘鳴がみられるようになった入院患者さんがいます。心不全が増悪したということでしょうか? また、ケアのポイントを教えてください。 A.心不全患者さんに新たな喘鳴が出現した場合、それは心不全の増悪を示唆する重要な所見です。ケアのポイントは、ポジショニングや酸素投与
Q. 退院指導をしても、悪化した状態で再入院となる心不全患者さんが多く、どのように指導すればよいのか悩みます。心不全患者さんの退院指導のポイントを教えてください。 A.①増悪要因の個別把握と生活介入、②症状の意味づけ支援による「気づき→対応」促進、③SDOHを踏まえた支援
Q.PSVTとPAFの見分け方のポイントを教えてください。 A.見分ける際のポイントとなるのは、「リズムの規則性」と「P波・基線の状態」です。PSVTは「リズムが一定で、基線がみられる場合は平坦にみえる」、PAFは「リズムが不規則でP波がなく、基線が小刻みに揺れる」という
Q.モニター心電図の「ポーズ」と「洞停止」は何が違うのでしょうか? それぞれの波形の特徴や必要な対応を教えてください。 A.ポーズは「波形が停止した現象全般」を指すのに対し、洞停止は「ポーズの原因の1つ」を指すという違いがあります。いずれの場合も循環動態の確認や要因を評価
Q.モニター心電図でQRS波が下向き(陰性)に出ることがあるのはなぜですか? どのような対応が必要になるでしょうか? A.主な要因として、電極の貼り間違い、体位変換や手術・疾患による心臓の位置・向きの変化、ペースメーカーの影響などが挙げられます。対応としては、患者さんの状
Q.モニター心電図に表示された心拍数と実測した脈拍数に差が出るのはなぜですか? A.モニター心電図は心筋を興奮させる「電気的刺激」を心拍数としてカウントしていますが、脈拍は心室の収縮によって末梢へ送り出された血液による「動脈の拍動」を捉えているためです。何らかの要因で1回
Q. ペースメーカーを装着している患者さんで心房細動の波形がみられました。ペースメーカーを装着していても、不整脈は起こるものなのでしょうか。 A.ペースメーカーは、電気刺激により心臓の拍動リズムを維持するための機器であり、頻脈性不整脈を抑制する機能を有するものではありませ
Q.心不全で浮腫が悪化し、多量の浸出液や表皮剥離などがみられる患者さんに対して、どのようなケアを行うとよいでしょうか。 A.心不全という背景にある疾患を考慮しつつ、全身管理と局所ケアの両面から対応することが求められます。 心不全患者さんでは、体液貯留に伴い下肢
Q.血管内治療後は安静指示が出ますが、座位や歩行ができるようになるまで、安静時間はどれくらい必要になりますか? A.血管内治療後の安静時間について、明確に定められた一律の基準はありません。そのため、実際の臨床現場では、各施設が独自にプロトコールを設け、医師や看護師を含む医
Q.フロセミドを内服している患者さんが心臓カテーテル検査を行うことになりました。検査当日にかぎり、検査後に内服するように指示があったのですが、なぜでしょうか? A.最大の理由は、造影剤腎症(造影剤誘発性急性腎障害)のリスクを回避するためです。 フロセミドとは
Q.心臓カテーテル検査を行う際、検査前日にカフェイン摂取が制限されるのはなぜですか? 以前の勤務先では特に制限はなかったのですが、施設により違うのでしょうか。 A.カフェインは、冠血流予備量比(FFR)測定において使用する一部の薬剤(アデノシン、ATPなど)がもつ血管拡張