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【連載】訪看ステーション「よつば」の公開カンファレンス

CASE07【続報】栄養管理をしても減量になかなか結びつかないケース

  • 公開日: 2017/3/16
  • 更新日: 2020/10/22
  • 執筆

株式会社のものも よつば訪問看護リハビリステーション 看護主任看護師、臨床検査技師麻布大学臨床検査技師コース卒業後、東邦大学医療短期大学看護科へ入学。卒後、東邦大学医療センター大森病院でNICUに4年従事する。その後、横浜旭中央総合病院で外来にて抗がん剤治療などを担当。2012年より訪問看護に従事、2016年より現職。「ナースプレス」にて、「泣いて笑って訪問看護」を2015年6月から2016年3月まで連載(https://nursepress.jp/219246)月刊「ナース専科」(エス・エム・エス)にて、2015年11月号から「川上加奈子の訪問看護diary」を3回連載。「エキスパートナース」(照林社)にて、2015年1月号から「現場発エッセイ 訪問で開く看護のトビラ」を3回連載。月刊ナーシング(学研メディカル秀潤社)にて、2018年5月から1年間「あしたからできる地域連携」を連載。2020年1月には慶応義塾大学研修会「在宅で浮腫みのケアを広げよう。基礎から実践まで」にシンポジストとして登壇予定。SNSでは「キュアとケアがわかる!在宅医療、介護メディアcucare」で2018年1月から10月まで連載。ほか、趣味としてInstagramで訪問看護や愛猫の漫画も掲載中(grace06290629で検索)専門分野は、在宅看護、地域連携、地域医療

CASE07【続報】栄養管理をしても減量になかなか結びつかないケース

今回は、以前ご紹介した「困難事例7のAさん」のその後をお伝えします。

ケースの振り返りとその後

50歳男性。5年前に脳梗塞と脊椎梗塞を起こし下半身は完全麻痺。上半身は左側に不全麻痺があり、ほぼベッド上の生活のため、体重はこの数年で10kg近く増加している。
そこで体重管理のため、低カロリーの配食なども試したが、本人の拒否があって進まず、母親にも持病がありカロリーを考えた食事を作ることが困難だった。
Aさんには、本人への栄養管理への意識づけを兼ねて、3か月前ほどから食事日記を記録してもらっている。その結果、炭水化物の摂取量が明らかに多いことが判明したため、単純に食事量を半分ほどに減らす方向で動き出した。また、毎日の自主トレーニングメニューを決め、トレーニング結果を日記に書いていくこととなった。
はっきりとした診断はついていないが、Aさんには高次機能障害が疑われ、訪問開始当初は無気力が強く、コミュケーションもなかなかとれなかった。しかしこの数年間のかかわりにより、少しづつAさんから意思の表出がみられるようになってきた。
根気良いかかわりの結果、途切れがちであった日記やリハビリも最近は毎日欠かすことなく継続できていた。
しかし、これらの結果とは裏腹に、体重管理への結果はついてきていなかった。

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