アセスメントが浅いとは?
- 公開日: 2021/3/31
「アセスメントが浅い」とされた場合の共通点
アセスメントが浅い、と指摘を受けるとき、考えられるケースはいろいろあります。主に、以下のような「浅さ」が挙げられます。
1.十分な情報がそろっていないため、結果としてのアセスメントに不足がある
2.十分な情報の読み取りができていないため、裏付けが十分ではないアセスメントになっている
3.看護介入が必要な状態を引き起こしている原因を、十分に挙げることができていない
これらに共通するのは「足りていない」という点です。
「間違い」なのではなく「足りていない」という、この違いが重要です。
ゼロからのやり直しではなく、追加することで修正ができる場合が多いという点が、大きな違いです。つまり、書いたアセスメントのすべてが「間違っている」わけではなく、「足りない部分があるので、補足をすればよい」状態だということです。
足りていない状態ではあるけれど、足りている部分に関しては、できていることが多いです。ダメ出しされた……、私は全然ダメだ……と落ち込みすぎないでくださいね。
さて、アセスメントが浅い、という指摘を受けたとき、具体的に何を指しているのかによって、対策は異なります。