不眠に対する看護計画|生活環境の変化により不眠になった患者さん
- 公開日: 2022/6/27
生活環境の変化に関連した不眠に対する看護計画
不眠とは入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害の4つに分類でき、さまざまな要因により日中の覚醒時に身体的・精神的・社会的に支障が生じている状態であり、単に睡眠時間が短いということではありません。そして、入院することで普段とは異なる環境の変化でみられることがあるため看護計画を立案しました。
POINT
観察計画 O-P 不眠の徴候がみられたら、日中の覚醒状態や不眠による影響を確認する。また、睡眠時の環境についても確認しておく。
援助計画 T-P 患者さんは入院により自宅とは違う環境となっている。不安や不満を解消できるよう環境を整える。非薬物療法でも改善されない場合は薬剤の使用も考慮する。
教育計画 E-P 生活リズムを整える必要性を伝えるとともに、入眠の妨げになる行動について伝える。薬剤を使用する場合は、使用方法について説明する。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
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