人工呼吸器関連肺炎(VAP)予防に関する看護計画|人工呼吸器装着中の患者さん
- 公開日: 2022/8/31
人工呼吸器装着中の患者さんのVAP予防に関する看護計画
人工呼吸器を装着して48時間が経過した後に発症した肺炎のことを人工呼吸器関連肺炎(VAP:ventilator-associated pneumonia)と言います。人工呼吸器に関連しているため、人工呼吸器を扱う場所であれば集中治療室だけでなく一般病床においても発生します。そのため、どの場所においても予防することが大切になりますのでその看護計画を立案しました。
POINT
観察計画 O-P 呼吸状態が確認できるデータをみる。肺炎を起こしていないかを検査値や画像から確認する。
援助計画 T-P 口腔ケアを行い、口腔内を清潔に保つ。誤嚥をできるだけ少なくなるように姿勢を整える。鎮静の状態と意識状態について観察しておくようにする。
教育計画 E-P 患者さんの意識があれば実施するケアについてしっかりと説明する。患者さんの意識がない場合は、ご家族に伝える。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
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