終末期の患者さんへの看護計画
- 公開日: 2022/8/31
肺がん終末期の看護計画
肺がんには肺に発生する悪性腫瘍で肺そのものから発生した原発性と、他の臓器で悪性腫瘍が発生し肺に転移した転移性があります。進行度や転移の状況など総合的に判断して手術療法、化学療法、放射線療法が単独あるいは組み合わせて選択されます。しかし、がんの中では死亡数が多い病気のため今回は終末期にある患者さんの看護計画を立案してみました。
観察計画 O-P 肺がんの終末期のため、痛みや呼吸困難、倦怠感などさまざまな症状が出現していることが考えられる。患者さんにどんな症状が出ているのかを把握する。身体状態だけでなく、精神状態や家族に関する情報も把握しておく。
援助計画 T-P 患者さんが安楽に過ごせるよう、症状に合わせてケアを考える。
教育計画 E-P 緩和ケアについて患者さん本人と家族に説明する。不安なことがあれば、いつでも聞くと伝える。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2