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なぜ消化器がんは予後が悪いのか?―肝がん編―
2022年11月16日、「なぜ消化器がんは予後が悪いのか?~予後の悪い三大消化器がん:胆道がん・肝がん・膵がんの現状と課題~」をテーマにしたアストラゼネカ主催のメディア勉強会が開催されました。ここでは、東京大学医学部附属病院 消化器内科 肝癌治療チーム 講師 建石良介先生による講
通院先の病院までの距離と下肢切断リスクが有意に関連
末梢動脈疾患(PAD)で治療を受けている患者の自宅から病院までの距離と、下肢切断リスクとの関連を検討した結果が報告された。病院までの距離が長いほど切断リスクが高いという有意な関連が認められたという。東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科国際健康推進医学分野の藤原武男氏らの研
脳梗塞の再発予防に対する看護計画
脳梗塞の再発予防に対する看護計画 脳梗塞は何らかの原因で脳の血管が狭窄・閉塞が起こり、それ以降で虚血が生じてその血管が支配する領域の脳組織が壊死した状態です。危険因子には高血圧、高脂血症、糖尿病などさまざまなものが挙げられ、再発が起こりやすいと言われています。再発を予防す
がん化学療法を行っている患者さんへの看護計画|大腸がんの患者さん
大腸がんに対する化学療法による副作用のケアへの看護計画 大腸がんとは大腸の粘膜細胞から発生するがんです。腸管壁へ浸潤、リンパ性や血行性に転移することでさまざまな場所にがんが発生します。切除不能となった場合や再発リスクが高い場合は、化学療法が選択されます。その際に化学療法に
がん性疼痛のある患者さんへの看護計画|大腸がんの患者さん
大腸がんによるがん性疼痛がある患者さんへの看護計画 大腸がんとは大腸の粘膜細胞から発生するがんです。腸管壁へ浸潤、リンパ性や血行性に転移することで様々な場所にがんが発生すると切除不能となる可能性があり、化学療法や放射線療法が選択されます。そしてがんやその治療に伴う症状の一
Borrmann分類(ボールマン分類)
Borrmann分類は何を判断するもの? Borrmann分類とは、進行胃がん病変の肉眼的な所見を分類するために用いられるスケールです。具体的には、固有筋層に達した胃がんの肉眼的な所見を1~4型の4タイプに分類していますが、あくまで手術によって得られる切除標本の肉眼的な分類で
妊娠糖尿病女性の出産後の糖尿病リスクをコーヒーが抑制
妊娠糖尿病女性の出産後の糖尿病発症リスクを、コーヒーが抑制する可能性を示唆するデータが報告された。シンガポール国立大学のCuilin Zhang氏らが、妊娠糖尿病と診断された女性を20年以上追跡した結果、出産後に1日4杯以上コーヒーを飲む習慣のあった女性は、全く飲まない人よ
食生活を少しずつ改善していくためのアドバイス――AHAニュース
新年を迎えるに当たって多くの人が「減量」を目標に掲げる。しかし、結局なにも始められなかったり、いったん体重が減っても年末までにリバウンドしてしまったりという人が少なくない。専門家は、はやりのダイエットに飛びつこうとする前に、栄養の質を改善することを勧めている。健康的な食事に
【浮腫とは?】浮腫の原因、メカニズム、治療・ケア
浮腫とは 水分(細胞外液)が血管やリンパ管外に染み出し、皮下組織(間質)に過剰に貯留することです。全身性と局所性のものがあり、そのうち全身性は心疾患、腎疾患、肝疾患が原因で引き起こされ、薬剤や、サプリメントの服用によって起こる薬剤性浮腫も含まれます。局所性は原因不明
ガス交換障害のある患者さんの看護計画|間質性肺炎の患者さん
間質性肺炎に関連したガス交換障害の看護計画 間質性肺炎はさまざまな原因から肺の間質で繊維化が起こることでガス交換がうまくできなくなる疾患です。呼吸困難感が生じる疾患の一つであり、急性期から慢性期まで幅広く看護が必要になるため看護計画を立案しました。 POINT観察計
Cohn分類
Cohn分類は何を判断するもの? Cohn分類とは、無症候性心筋虚血を分類するためのスケールです。 無症候性心筋虚血は、心電図検査や心筋シンチグラフィ検査などで心筋虚血所見を認めるにもかかわらず、胸痛や労作性息切れといった自覚症状を伴わない病態で、高齢者や糖尿病患者さ
教えて! 在宅での保湿剤の種類と使い分けとアセスメントのポイント【PR】
知っておきたい在宅での保湿剤を使い分けと、皮膚のトラブルを発見した際にはどのようにアセスメントを進めていけばよいのかを解説します。 保湿剤だけでもワセリン、ヘパリン類似物質(ヒルドイドなど)といった種類が豊富で、軟膏状、フォーム状、スプレー状と形状も違うので、どう使
日本人のサルコペニア予防には地中海食より日本食?
日本人中高齢者の食生活と握力との関連を検討したところ、より日本食らしい食事パターンの人ほど、握力低下が少ないことが明らかになった。一方、地中海食らしい食事パターンは、握力低下に対する保護的な効果は見られなかったという。長野県立大学健康発達学部の清水昭雄氏、神奈川県立保健福祉
積極的な脳腫瘍手術により生存期間が向上
進行の遅い脳腫瘍の一つである低悪性度のグリオーマ(神経膠腫)に関する研究で、より積極的な手術により生存期間を延長できる可能性のあることが明らかにされた。治療成功の鍵は、診断後できるだけ速やかに、できるだけ多くの腫瘍を除去することだという。論文の筆頭著者である、米カリフォルニ
なぜ消化器がんは予後が悪いのか?―胆道がん編―
2022年11月10日、「なぜ消化器がんは予後が悪いのか?~予後の悪い三大消化器がん:胆道がん・肝がん・膵がんの現状と課題~」をテーマにしたアストラゼネカ主催のメディア勉強会が開催されました。ここでは、胆道がんについて解説された、横浜市立大学医学部消化器・腫瘍外科学講座主任教授