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看護教育研究学会 2023年度研修会開催のお知らせ
看護および看護教育に関する研究を発信し、看護学の発展に寄与するとともに、看護職者の資質の向上を図ることを目指して2006年に設立された看護教育研究学会は、看護実践力や技術力,教育指導力の向上を目指す学会です。2023年の研修会の開催が決定しました。 日時 2023年9

心臓移植の新アプローチ、臓器提供の増加につながる可能性も
一度停止したドナーの心臓を蘇らせて移植に用いる新たな臓器移植方法の安全性と有効性を示した臨床試験の結果が明らかになった。このアプローチによって今後、米国では心臓移植に利用できる臓器の提供数を増やせる可能性があると期待が寄せられている。詳細は、米デューク大学心臓移植プログラム

SLEDAIスコア|全身性エリテマトーデス重症度判断
SLEDAIスコアは何を判断するもの? SLEDAI(SLE disease activity index)スコアは、全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)の重症度を評価するためのスケールです。 SLEは活動期と非活

IOIBDスコア|クローン病の重症度を判断
IOIBDスコアは何を判断するもの? IOIBD(the international organization for study of inflammatory bowel disease)スコアとは、クローン病の活動性(重症度)を判断するためのスケールです。 クロ

点眼薬が子どもの近視の進行を抑制
点眼薬によって子どもの近視の進行を抑制できることが、新たな研究から明らかになった。米オハイオ州立大学のKarla Zadnik氏らが行った、低用量アトロピンを用いた3年間にわたる二重盲検無作為化比較試験の結果であり、詳細は「JAMA Ophthalmology」に6月1日掲

退職後には心疾患のリスクが低下する――35カ国の縦断研究
退職後には心疾患のリスクが低下することが、世界35カ国で行われた縦断研究のデータを統合した解析の結果、明らかになった。京都大学大学院医学研究科社会疫学分野の佐藤豪竜氏らの研究によるもので、詳細は「International Journal of Epidemiology」に

経皮的心肺補助法(PCPS)の原理・効果、装置・回路の仕組み、適応・禁忌
PCPSとは 経皮的心肺補助法(percutaneous cardiopulmonary support:PCPS)とは、急性循環不全に対して、機械を用いて循環を補助する治療法のことです。 機械を使って酸素化した血液を送る治療としては、COVID-19重症患者さんの治

COVID-19緊急事態は過ぎたが依然として対策意識の維持・向上を――AHAニュース
世界保健機関(WHO)と米国政府の公式見解によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はもはや緊急事態には当たらないという。これは大きな変化ではあるが、誰もがパンデミックを意に介さずに行動できるようになったわけではないと、多くの専門家が指摘している。その1人、米ミ

Long COVIDは5タイプに分類できる――国内患者のクラスター分析
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の急性期を過ぎた後に何らかの症状が遷延する、いわゆる「long COVID」は、5タイプに分類可能であるとする論文が「Clinical and Experimental Medicine」に4月7日掲載された。聖マリアンナ医科大学

脳卒中後の回復の鍵は運動
脳卒中後の回復には、運動が重要である可能性を示すデータが報告された。脳卒中発症後の6カ月間に運動量を増やして継続していた患者は、そうでない患者よりも機能的転帰が良好だったという。ヨーテボリ大学(スウェーデン)のDongni Buvarp氏らの研究によるもので、詳細は「JAM

5月31日は世界禁煙デー
世界禁煙デーとは 世界禁煙デーは、1989年に世界保健機関(WHO)により定められたものです。日本においては、5月31日からの1週間を「禁煙週間」としています。 禁煙週間の取り組み 2023年の禁煙週間のテーマは、「たばこの健康影響を知ろう!~望まない受動喫煙のない

7項目でメタボ発症を予測可能な日本人向けリスクスコア
向こう5年間でのメタボリックシンドローム(MetS)発症リスクを、年齢や性別、BMIなど、わずか7項目で予測できるリスクスコアが開発された。鹿児島大学大学院医歯学総合研究科心臓血管・高血圧内科のSalim Anwar氏、窪薗琢郎氏らの研究によるもので、論文が「PLOS ON

CKDに対する集学的治療で腎機能低下が抑制される――国内多施設共同研究
慢性腎臓病(CKD)に対する集学的治療(MDC)の有効性を示すエビデンスが報告された。MDC介入後には腎機能(eGFR)低下速度が有意に抑制されるという。国内多施設共同研究の結果であり、日本大学医学部腎臓高血圧内分泌内科の阿部雅紀氏らによる論文が「Clinical and

透析を導入することになった患者さんへの看護計画
透析を嫌がる患者さんへの看護計画 透析には血液透析と腹膜透析があり、どちらも腎臓が余分な水分や老廃物を除去できなくなった代わりに働いてくれるものです。透析が導入されると腎移植を行わない限りは一生続き、やめることが死に直結する治療なので、患者さんによってはスムーズに受容が進

食欲不振のある患者さんへの看護計画
食欲不振のある患者さんの看護計画 食欲不振とは食べ物を摂取したいという欲求が低下あるいは消失した状態であり、全身性の疾患や消化器疾患だけでなく、心理・精神的な問題、社会的な問題、薬剤の問題などさまざまな要因が関連して生じます。 今回は入院による環境の変化で食欲不振