記事一覧
15件/3865件

水分摂取に関する看護計画|脱水で救急搬送されてきた患者さん
高齢で水分摂取不足による脱水で救急搬送された患者さんに対する看護計画 身体の水分量は体重の70%程度と言われていますが、高齢者は加齢に伴いその水分量は減少していくため、脱水に陥りやすいとされています。また、高齢者は自覚症状に乏しく、脱水症状が進行して意識障害などが起こって

家族の不安に対する看護計画|脳梗塞により麻痺がある患者さんの家族
脳梗塞の麻痺による退院後の家族の不安に関する看護計画 脳梗塞は何らかの原因で脳の血管が狭窄・閉塞して虚血が起こり、その血管が支配する領域の脳組織が壊死した状態です。今回は脳梗塞によって麻痺が生じており、退院後の生活に関して家族が不安を抱えていることに対して看護計画を立案し

器械出しの第一歩! 手術器械の種類と使い方|メス、剪刀、鑷子、鉗子、持針器、鉤
手術室特有の器械出し看護 手術室では術前・術中・術後を通して、患者さんの安全を守り円滑に手術を進めるために、外回り看護師と器械出し看護師が手術を担当します。特に器械出し看護師は、清潔ガウンと手袋を装着し、術者のそばで手術器械を渡す特殊な役割を持っています。円滑に手

視覚障害の原因疾患 緑内障の割合が40%超
緑内障増加に視覚障害の認定基準改正の影響 岡山大学学術研究院医歯薬学域(眼科学)の森實祐基教授と的場亮助教、鹿児島大学大学院医歯薬学総合研究科(眼科学)の坂本泰二教授らの研究グループ(厚生労働省、難治性疾患等政策研究事業、網膜脈絡膜・視神経萎縮症に関する調査研究班)は、201

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症に関する疾患啓発ウェブサイトが開設
希少疾患についての理解が進めることを目指した啓発サイト 好酸球性多発血管性肉芽腫症(eosinophilic granulomatosis with polyangiitis:EGPA)は、末梢好酸球が増加し血管炎が生じる疾患で難病に指定されています。先行症状として気管支

骨折が生じた患者さんの看護計画
骨折が生じた患者さんに関する看護計画 骨折とは骨に対して何らかの力が加わり、骨としての構造や連続性が保たれていない状態をいいます。骨折は若年や高齢を問わず生じる可能性が考えられるので、今回は骨折が生じた患者さん対して看護計画を立案しました。 POINT観察計画 O-

血液検査によるがんの早期発見、予備的研究で有望な結果
実験段階にある血液検査によって、これまで発見することが難しかったがん種を含むさまざまな種類のがんを高い精度で発見できる可能性のあることが、米ヴァンダービルトがんセンターのBen Ho Park氏らによる予備的研究で示された。この研究結果は、米国がん学会(AACR 2023、

これからの看護師のキャリアパスを考える|第5回ナスレコセミナー【Web受講】開催のお知らせ
日本における少子・超高齢・多死社会において、看護師の役割は拡大しています。 看護師は、ジェネラリストとしてのケアの提供を求められる一方で、特定看護師、専門・認定看護師、診療看護師など高度な看護実践を提供する役割や、看護管理者としての役割を果たすことが望まれています。

排尿障害のある患者さんへの看護計画
膀胱留置カテーテル抜去後に下部尿路機能障害を生じるリスクがある患者さんの看護計画 尿路は腎臓や尿管などの上部と膀胱や尿道などの下部に分けられます。そして、蓄尿や排尿を行う際は筋肉や神経が協働して行われます。胱留置カテーテルを長期間留置することにより、下部尿路機能障害を生じ

妊娠中期のケトン体濃度が高いと産後うつリスクが高い
妊娠中期の血清ケトン体濃度が、産後うつリスクの予測マーカーとなり得る可能性が報告された。北海道大学大学院医学院産婦人科の馬詰武氏、能代究氏らの研究によるもので、詳細は「Nutrients」に2月2日掲載された。 国内の妊産婦の死亡原因のトップは自殺で

退院指導に関する看護計画|COPDの増悪で入院してきた患者さん
COPD増悪の治療後の退院指導に関する看護計画 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入することで生じる肺の炎症性疾患で、気道の狭窄、肺胞の破壊、呼吸仕事量の増加などが生じて呼吸機能が低下する疾患です。増悪を繰り返すと呼吸機能が低下していくため、増悪しないように

【日本看護協会】2023年度 インターネット配信研修の配信・申し込みを開始
ラダーに合わせた研修の選択が可能に 公益社団法人日本看護協会(会長:福井トシ子、会員76万人)は、看護の質保証を目的とした研修を企画し、配信・申し込みを開始しました。 研修分類は次の5つで、それぞれラダーに応じた研修が用意されています。自身のレベルや到達をめざす能力な

SNSの使い過ぎが摂食障害のリスクを高める可能性
TikTok、Twitter、Instagramなどのソーシャルメディア(SNS)に投稿されている若年女性の画像は、洗練された完璧なボディーであることが多い。若い女性が、それらの非現実的とも言える画像にオンラインで絶え間なく接することが、摂食障害のリスクを高めている可能性の

子どもの朝食欠食も糖尿病リスクにつながる可能性――足立区の中学生で調査
朝食を食べない成人は2型糖尿病のリスクが高いことが報告されているが、同じことが子どもにも当てはまるかもしれない。その可能性を示唆するデータが報告された。東京都足立区内の中学校の生徒を対象とした研究で、朝食欠食の習慣がある子どもは、交絡因子を調整後も糖尿病前症に該当する割合が

モノクローナル抗体薬で新型コロナによる入院や死亡のリスクが39%低下
モノクローナル抗体薬は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療において有効なツールであったようだ。米ピッツバーグ大学医療センター(UPMC)のKevin Kip氏らが、UPMCのCOVID-19患者データベースを分析したところ、検査での陽性判定から2日以内にモノ