循環器科
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* 心電図でみる房室ブロック(AVブロック)の波形・特徴とは?
* 心不全の理解に役立つ! 前負荷と後負荷とは
まとめ記事
* 心不全の看護|原因、種類、診断、治療
* 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント
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「循環器科」の記事一覧
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第13回<読み方・対応編⑪>洞不全症候群(SSS)
第3回目で洞性頻脈という不整脈を勉強しましたね。 これから勉強する洞不全症候群も「洞性」という言葉が含まれていますよね。「洞」=洞房結節なので、洞房結節が不全、つまりうまく働いていない疾患群という意味です。もっとかっこよく言うと、「洞不全症候群とは、洞房結節における
第12回<読み方・対応編⑩>完全房室ブロック
【関連記事】 心電図でみる房室ブロック(AVブロック)の特徴 ペースメーカーの仕組みと適応となる疾患 ▼不整脈の看護について、まとめて読むならコチラ 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント みなさんは房室ブロックという言葉を知っていますか?
第11回 <読み方・対応編⑨>心室細動(VF)
心房細動は第5回目ですでに勉強しました。心房のいろいろな部分が小刻みに震えているのでしたよね。 心室細動も同様で、心室のいろいろな部分が小刻みに震えている状態です。 心房細動の場合、この小刻みに震えた心房でも、そのうちの何回かの電気刺激が刺激伝導系を伝って心室にた
第10回<読み方・対応編⑧> トルサード・ド・ポアンツ(TdP)
トルサード・ド・ポアンツ。舌がもつれてしまいそうな名称ですよね。 読み方もトルサード・ド・ポアントとかポアンなどいろいろあます。 もともとの意味は、「棘波の捻れ」を意味するフランス語のようです。 私にはポアンと聞こえますが、特徴的な発音なので、だいたいどれでもみ
第9回 <読み方・対応編⑦>心室頻拍(VT)
▼関連記事 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント (1)心電図波形の特徴 第8回目で心室性期外収縮(PVC)を勉強しましたが、このPVCが3連発以上続く場合を心室頻拍(VT)(図)といったり、Short run(ショートラン)といったり
大動脈解離の原因・症状と分類(スタンフォード分類)
大動脈壁が裂けることで命の危険が生じる大動脈解離。裂ける場所によってその後の対応が変わってくるので、どこが裂けると致命的かしっかりと確認してください。 大動脈解離の原因と症状 大動脈解離は、大動脈の内膜が裂け、血液が大動脈壁内部に流入し、中膜が内側と外
心筋炎・心内膜炎の原因と症状
▼心不全の看護について、まとめて読むならコチラ 心不全の看護|原因、種類、診断、治療 心内膜炎 心内膜炎は、免疫力が低下している高齢者などに細菌やカビなどが心臓の弁膜に感染することで起こる心内膜の炎症です。正常な弁膜であれば、血流が良好で弁
第8回<読み方・対応編⑥>心室期外収縮 (PVC)
(1)心電図波形の特徴 まずは期外収縮の意味を思い出してください(第4回参照)。 期外収縮とは、なんらかの理由で心筋の異常興奮が起こり、その結果、本来の収縮周期よりも早く収縮が起こることでしたよね。異常興奮の発生場所が心室の場合を心室期外収縮といいます(図1)
狭心症の種類・症状と診断と治療
狭心症は心臓の表面を走る冠動脈の閉塞動脈硬化の進展による狭窄などによって起こります。病態の緊急性からは、安定狭心症と不安定狭心症に分かれます。症状の出現様式からは労作性狭心症と安静時狭心症に分けられ、安静時狭心症の主体は冠攣縮性狭心症です。 ▼心不全の看護に
弁膜症の原因と症状
心臓にある弁が正しく機能しなくなった状態を弁膜症といい、大きく分けて狭窄症と閉鎖不全症があります。 狭窄症では、弁の開きが悪くなり血流が滞ります。閉鎖不全症では、弁が完全に閉じないために、血液の逆流が生じます。心臓には4種類の弁があるので、それぞれに狭窄症と閉鎖不全症
ペースメーカーの仕組みと適応となる疾患
ペースメーカーは脈が少ないことで、脳や全身への血流を確保できない人たちの心機能を補うために装着されます。ペースメーカーの基本的な仕組みと、適応となる疾患を抑えておきましょう。 ペースメーカーの仕組み ペースメーカーは、病的な徐脈を起こした疾患に適応され
植え込み型除細動器(ICD)の仕組みと適応となる疾患
ペースメーカーと似た機器に、植え込み型除細動器があります。適応となる疾患や、仕組みにも違いがありますので、しっかりと区別して覚えておきましょう。 ▼不整脈の看護について、まとめて読むならコチラ 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント 植え込
第7回<読み方・対応編⑤>発作性上室頻拍 (PSVT)
関連記事 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント 発作性上室頻拍(PSVT)は、症状の発生も収束も突然で、規則正しい頻脈(心拍数150~250回/分)であることが特徴です。心電図波形上も“突然起こり、突然終了する”一過性の波形が出現します。
第6回<読み方・対応編④>心房粗動(AFL)
▼不整脈の看護について、まとめて読むならコチラ 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント 心房の興奮が250~350回/分のものを心房粗動、350回/分以上のものを心房細動といいます。 心電図を勉強し始めた学生時代、私は一文字違いの心房粗
第5回<読み方・対応編③>心房細動(AF)
▼不整脈の看護について、まとめて読むならコチラ 不整脈の看護|検査・治療・看護のポイント (1)心電図波形の特徴 心房細動。読んで字のごとく、心房が細動している状態をいいます(図1)。 図1 心房細動 これは目に見えて、実際心
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心電図でみる心室期外収縮(PVC・VPC)の波形・特徴と
心室期外収縮(PVC・VPC)の心電図の特徴と主な症状・治療などについて解説します。 この記事では、解説の際PVCで統一いたします。 【関連記事】 * 心電図で使う略語・用語...
【血液ガス】血液ガス分析とは?基準値や読み方について
血液ガス分析とは?血液ガスの主な基準値 血液ガス分析とは、血中に溶けている気体(酸素や二酸化炭素など)の量を調べる検査です。主に、PaO2、SaO2、PaCO2、HCO3-、pH, ...
吸引(口腔・鼻腔)の看護|気管吸引の目的、手順・方法、コ
*2022年12月8日改訂 *2022年6月7日改訂 *2020年3月23日改訂 *2017年8月15日改訂 *2016年11月18日改訂 ▼関連記事 気管切開とは? 気管切開...
人工呼吸器の看護|設定・モード・アラーム対応まとめ
みんなが苦手な人工呼吸器 多くの人が苦手という人工呼吸器。苦手といっても、仕組みがよくわからない人もいれば、換気モードがわからないという人などさまざまではないでしょうか。ここでは、人工呼...
採血|コツ、手順・方法、採血後の注意点(内出血、しびれ等
採血とは 採血には、シリンジで血液を採取した後に分注する方法と、針を刺した状態で真空採血管を使用する方法の2種類があります。 採血の準備と手順(シリンジ・真空採血管) 採血時に準備...
心電図の基礎知識、基準値(正常値)・異常値、主な異常波形
*2016年9月1日改訂 *2016年12月19日改訂 *2020年4月24日改訂 *2023年7月11日改訂 心電図の基礎知識 心電図とは 心臓には、自ら電気信...
第2回 小児のバイタルサイン測定|意義・目的、測定方法、
バイタルサイン測定の意義 小児は成人と比べて生理機能が未熟で、外界からの刺激を受けやすく、バイタルサインは変動しやすい状態にあります。また、年齢が低いほど自分の症状や苦痛をうまく表現できません。そ...
術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防な
患者さんが問題なく手術を受け、スムーズに回復していくためには、周手術期をトラブルなく過ごせるよう介入しなければなりません。 術前の検査 術前は、手術のための検査と、手術を受ける準備を...
サチュレーション(SpO2)とは? 基準値・意味は?低下
*2019年3月11日改訂 *2017年7月18日改訂 *2021年8月9日改訂 発熱、喘息、肺炎……etc.多くの患者さんが装着しているパルスオキシメータ。 その測定値である...
第2回 全身麻酔の看護|使用する薬剤の種類、方法、副作用
【関連記事】 *硬膜外麻酔(エピ)の穿刺部位と手順【マンガでわかる看護技術】 *術後痛のアセスメントとは|術後急性期の痛みの特徴とケア *第3回 局所浸潤麻酔|使用する薬剤の種類、実施方...