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慢性閉塞肺疾患(COPD)

慢性閉塞肺疾患(COPD)関連の記事の一覧です。

喫煙を主とする何らかの原因で引き起こされる肺の炎症性疾患で、慢性気管支炎と肺気腫を総称したもの慢性閉塞性肺疾患(COPD)と呼びます。気流制限があること、不可逆的であることを特徴とします。病期は?〜?期に分類されており、症状に合わせて治療と管理を行います。主な治療に薬物療法、呼吸リハビリテーション、栄養管理、酸素療法、禁煙があります。COPD患者の約95%は喫煙者であるため禁煙指導は最も重要になります。また、COPDは全身性の炎症であるため、既往の疾患と合わせて全身の管理が必要です。

慢性閉塞肺疾患(COPD) 記事カテゴリ

「慢性閉塞肺疾患(COPD)」の記事一覧

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肺炎の患者さんに関する看護計画|CO2ナルコーシスを生じた患者さん

肺炎によるCOPD増悪に対する治療中にCO2ナルコーシスが生じた患者さんに関する看護計画  COPDで普段から低酸素血症や高二酸化炭素血症の状態で生活されている患者さんは低酸素状態に伴う呼吸刺激に応じて呼吸を調節しています。そういった患者さんに対して酸素投与を行うことで

2024/5/30

労作時に呼吸困難がある患者さんに関する看護計画|肺炎によるCOPDの増悪

肺炎によるCOPD増悪で労作時に呼吸困難がある患者さんに関する看護計画  慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入することで生じる肺の炎症性疾患で、気道の狭窄、肺胞の破壊、呼吸仕事量の増加などが生じて不可逆的に呼吸機能が低下していきます。今回はCOPDの患者さんが

2024/4/29

退院指導に関する看護計画|COPDの増悪で入院してきた患者さん

COPD増悪の治療後の退院指導に関する看護計画  慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入することで生じる肺の炎症性疾患で、気道の狭窄、肺胞の破壊、呼吸仕事量の増加などが生じて呼吸機能が低下する疾患です。増悪を繰り返すと呼吸機能が低下していくため、増悪しないように

2023/4/26

退院支援に関する看護計画|在宅酸素療法を導入する患者さん

COPDで在宅酸素療法を導入する患者さんの退院支援に対する看護計画  慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入することで生じる肺の炎症性疾患で、気道の狭窄、肺胞の破壊、呼吸仕事量の増加などが生じて呼吸機能が低下する疾患です。そのため、酸素療法が自宅でも必要になる患

2023/3/9

活動耐性低下に関する看護計画|COPDによる呼吸機能低下がみられる患者さん

COPDによる呼吸機能低下に伴う活動耐性低下に関する看護計画  慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入することで生じる肺の炎症性疾患で、気道の狭窄、肺胞の破壊、呼吸筋疲労などが生じて呼吸機能が低下します。日常生活に支障が出ることが考えられるため、それらに対する看

2022/5/18

呼吸困難感に対する看護計画|COPDの患者さん

COPDに伴う呼吸困難感に関する看護計画  慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入することで生じた肺の炎症性疾患で、喀痰の増加、気道の狭窄、肺胞の破壊などによって呼吸困難感を生じて、呼吸状態だけでなく日常生活に支障が出るため、それらに対する看護計画が必要と考えら

2022/4/11

低栄養に対する看護計画|COPDの患者さん

COPDに伴う低栄養に関する看護計画 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入曝露することで生じる肺の炎症性疾患です。それによって呼吸困難感を生じさせ、食思不振をまねき低栄養を引き起こすことが考えられるため、それを踏まえた計画を立案しました。 POINT観察

2022/3/17

セルフケア不足の看護計画|呼吸困難で清潔を保持できないケース

呼吸困難によるセルフケア不足で清潔を保持できない患者さんの看護計画 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は有害物質を長期に吸入曝露することで生じた肺の炎症性疾患で、呼吸困難感を生じさせます。症状が進行するにつれて日常生活に支障が出てくる可能性を考慮して計画を立案しました。 P

2022/3/15

第8回 11月14日は世界COPD(慢性閉塞肺疾患)DAY!

「肺炎」「気管支喘息」とともに、臨床でよく出合う呼吸器疾患として挙げられる「COPD」。根本的な治療法がないため、早期発見と、適切な治療を続けて悪化を防ぐことが求められます。今回はCOPDの病態生理、注意したい症状、主な治療法をおさらいします。 世界中で増加

2016/1/6

COPDの急性増悪後、リハビリに消極的な患者さんの対応、どうする?

COPDの既往があり、風邪やインフルエンザなどで急性増悪を起こし、呼吸困難となった患者さんは、風邪やインフルエンザの症状が治まっても、また呼吸困難になることを恐れて、リハビリに消極的になってしまうことがあります。 今回は、そんな患者さんにどう対応したらよいのかを解説

2015/1/11

第11回 血ガスを分析!【COPDの場合】

血液ガス分析で得られた検査結果からは何を読み取れるのでしょうか。病態別の事例をもとに解説します。 事例 呼吸苦が強くなり、在宅酸素療法を開始したCOPD患者さん(70歳代 男性) 血液ガスデータ pH 7.38 PaO2 59.1

2014/9/14

【慢性閉塞性肺疾患(COPD)の看護】症状と治療・ケア

 慢性閉塞肺疾患(COPD)は、初期ではほとんど症状がありませんが、気道と肺胞に不可逆的な破壊が生じているため、治癒は難しい疾患です。 このようなCOPDの病態や治療などの基本を押さえながら、患者さんのQOL向上のための継続治療や日常生活での管理・指導について解説します

2014/1/18