リハビリテーション科
リハビリテーション科関連の記事の一覧です。
リハビリテーション科では専門医が診察を行い、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などの各専門職にリハビリの指示を出します。リハビリ各専門職が連携して介入することで、多角的なアプローチが可能となります。
看護師は、退院後の生活を見据え、患者さんができることを増やしていけるよう、入院生活のサポートをすることが必要です。また、スムーズなリハビリにつながるよう、それぞれ専門職との橋渡し的な役割も担います。患者さんの退院後の生活のため、必要に応じてソーシャルワーカーと連携することもあります。
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「リハビリテーション科」の記事一覧
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今回は術前オリエンテーションを行った結果、術後の離床がうまくいき、早期退院につながった事例を紹介します。 ▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ 術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など) 事例 術前オリエンテー
【術後リハ】術前オリエンテーションを未実施、何が起きたのか?
術直後のリハビリテーションの目的は、術後呼吸合併症の予防、早期離床による早期ADLの再獲得となります。今回は、術前にオリエンテーションを行わなかった事例を取り上げ、解説します。 ▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ 術前・術後の看護(検査・リ
第3回 【廃用症候群とは?】予防とリハビリテーション
近年、保健(予防や健康増進)・医療(救命救急、急性期、回復期)・福祉(維持期、生活期、適応期)の連携が進展してきた。さらに、「地域包括ケアシステム」が活発に展開されるようになると、その過程で廃用症候群の予防とリハビリテーションは、ますます重要性が増してくると考えられる。よ
第2回 【廃用症候群】発症のメカニズムと臨床的特徴
廃用症候群の発症要因の一部については第1回目に解説した。ここでは、局所性、全身性、精神・神経性に分類して記述する。 関連記事 第1回 【廃用症候群とは?】発症の要因 1.局所性 局所性には、関節拘縮(以下、拘縮)、筋萎縮、骨萎縮、褥瘡などがある。拘縮(
第1回 【廃用症候群とは?】発症の要因
▼術前・術後の看護について、まとめて読むならコチラ 術前・術後の看護(検査・リハビリテーション・合併症予防など) 1.人と動物の移動の重要性 地上に生息する動物は重力の影響を受けており、それに抗して静的あるいは動的に姿勢を保持もしくは制御しながら運
リハビリテーションで看護師にしかできないこと
リハビリテーションの現状と課題 リハビリテーション(以下、リハ)は、生活機能障害を対象とした当事者のQOLの向上を目指す包括的な活動です。医学的リハ、職業リハ、教育リハ、社会リハの大きく4つに分類され、これらを統合して提供することを総合リハといいます。私たち医療者が
第5回 摂食嚥下リハビリテーションー嚥下訓練と食支援
本連載では、摂食嚥下障害を初めて学ぶ方も理解できるよう、摂食嚥下障害の基本とともに、臨床症状や実際の症例を通じて最新の嚥下リハ・ケアの考え方を解説します。 「嚥下リハ」とはどんなもの? 摂食嚥下リハビリテーション(嚥下リハ)というと、どういうことがイメ
第1回 ストーマとはーストーマリハビリテーションの考え方
消化器疾患や泌尿器疾患のためにストーマを造設された患者さんは、造設により自身のボディイメージが変容することから、不安やショックを受ける方が少なくありません。 本連載では、ストーマについての基礎知識とともに、ストーマの造設を受ける患者さんとその家族に対し、看護師が身体
COPDの急性増悪後、リハビリに消極的な患者さんの対応、どうする?
COPDの既往があり、風邪やインフルエンザなどで急性増悪を起こし、呼吸困難となった患者さんは、風邪やインフルエンザの症状が治まっても、また呼吸困難になることを恐れて、リハビリに消極的になってしまうことがあります。 今回は、そんな患者さんにどう対応したらよいのかを解説
嚥下訓練とは? 摂食・嚥下訓練の目的・対象・実施ポイント
がんのリハビリテーションでは何を行い、看護師はどのようにかかわることができるのでしょう。看護師に求められる役割、国立がん研究センター東病院の皆さんに話を聞きました。 摂食・嚥下訓練の目的 口の中で食べ物を咀嚼し食塊を形成するためには、顎、舌、頬、歯、口
第6回 予防から回復までのリハビリテーションの流れ
がんのリハビリテーションでは何を行い、看護師はどのようにかかわることができるのでしょう。看護師に求められる役割、国立がん研究センター東病院の皆さんに話を聞きました。 各段階のリハビリの特徴 がんのリハビリは、病期と治療によって4段階の流れがあり、目的も異なってきま
第5回 がんのリハビリで看護師に求められる役割5カ条
がんのリハビリテーションでは何を行い、看護師はどのようにかかわることができるのでしょう。看護師に求められる役割5カ条について、国立がん研究センター東病院の皆さんに話を聞きました。 1カ条 リハビリチームのコーディネーターになる 一般的なリハビリ同様、がんのリハビリ
第1回 がん治療におけるリハビリテーションの現状
がんのリハビリテーションとはどんなものをいうのでしょうか。今回は、リハビリテーションの現状について解説します。 国民病といわれる「がん」へのわが国の対策は年々進んでいる がんは、1981年に脳血管疾患に替わって日本人の死亡原因の1位となって以来、高齢化とともにその
個別テーマについての検討状況|第14回報告書(2008年4月〜6月)③
【3】リハビリテーションに関連した医療事故 平成20年4月1日から平成20年6月30日の間に報告された医療事故事例のうち「発生場所」のコード情報の中から「機能訓練室」で選択されていた事例、及びそれ以外のコードの中から、その報告内容がリハビリテーションに関連する事例のう
個別テーマについての検討状況|第15回報告書(2008年7月〜9月)③
【3】リハビリテーションに関連した医療事故 平成20年7月1日から平成20年9月30日の間に報告された医療事故事例のうち「発生場所」のコード情報の中から「機能訓練室」で選択されていた事例、及びそれ以外のコードの中から、その報告内容がリハビリテーションに関連する事例のう