「薬理学・薬剤」の記事一覧
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抗菌薬に関連した薬剤耐性(AMR)について知ろう
抗菌薬の使用や薬剤耐性(AMR)についての現状や医療従事者の認識などを国立健康危機管理研究機構 国立国際医療センター AMR臨床リファレンスセンター 情報教育支援室長の藤友結実子先生と特任研究員の佐々木秀悟先生が解説するメディア向けラウンドテーブルが開催されました。ここでは、
くも膜下出血後の脳血管攣縮予防薬「クラゾセンタンナトリウム(ピヴラッツ®点滴静注液150mg)」。注意すべき副作用と管理のポイントが知りたい!
Q.くも膜下出血後の脳血管攣縮(スパズム)予防として、クラゾセンタンナトリウム(ピヴラッツⓇ点滴静注液150mg)を使用しているのですが、副作用も多く、管理が難しいと感じています。注意すべき副作用と管理のポイントを教えてください。 A.特に注意すべき副作用に体液貯留があり
EGFR変異陽性非小細胞肺がんに新たな治療選択肢
ヤンセンファーマ株式会社が、『非小細胞肺がん治療は今、新たなステージへ 「ライブリバントⓇ」と「ラズクルーズⓇ」の併用療法 EGFR 遺伝子変異を有する切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんの新たな一次治療に』と題したメディアセミナーを開催しました。ここでは、林秀敏先生(近畿大学医
アドレナリン製剤の種類と使い分けが知りたい!
Q.患者さんが急変した際、アドレナリン投与の指示があったのですが、救急カートにアドレナリンと書いてある薬剤がいくつかあって困惑しました。アドレナリン製剤の種類と使い分けを教えてください。 A.アドレナリン製剤には、ボスミンⓇ注1mg、アドレナリン注0.1%シリンジ「テル
帯状疱疹ワクチンが定期接種化! 知っておきたいワクチンの基礎知識と接種の重要性
グラクソ・スミスクライン株式会社が、「帯状疱疹予防ワクチンの定期接種化の社会的意義」と題したメディアセミナーを開催しました。ここでは、岩田 敏先生(熊本大学大学院生命科学研究部特任教授/東京医科大学微生物学分野客員教授)、永井英明先生(国立病院機構東京病院 感染症科 部長)の講演
黄斑疾患治療に新たな選択肢! 投与間隔延長で患者負担軽減へ
バイエル薬品株式会社と参天製薬株式会社が、「人生100 年時代を暮らすために視力を維持し続ける大切さ~患者さん・医療従事者のアンメットニーズに応える、黄斑疾患の最新治療について」と題したメディアセミナーを開催しました。ここでは、坂本泰二先生(鹿児島大学大学院 医歯学総合研究科 先
新薬で広がる! アトピー性皮膚炎の治療選択肢
日本イーライリリー株式会社が、「アトピー性皮膚炎セミナー~アトピー性皮膚炎患者さんの抱えるアンメットニーズに新たな選択肢が登場~」と題したメディアセミナーを開催しました。ここでは、そのセミナーの内容をレポートします。 アトピー性皮膚炎患者さんのアンメットニー
抗血栓薬を使用している患者さんの注意点
10月の脳卒中月間に合わせ、アストラゼネカが「抗血栓薬を服用中の患者さんに知っておいてほしいこと」と題するメディアセミナーを開催しました。本セミナーに登壇された国立病院機構九州医療センター 脳血管・神経内科、臨床研究センター臨床研究推進部長の矢坂正弘先生と、国際医療福祉大学医
COVID-19に対する長時間作用型抗体の併用療法「エバシェルド」の特性と期待される役割
2022年9月26日、東京・日本橋ホールの会場とオンラインによるハイブリッドで、アストラゼネカ株式会社によるメディア勉強会が開催されました。テーマは「COVID-19に対する長時間作用型抗体の併用療法「エバシェルド」の特性と期待される役割」で、アストラゼネカ社のワクチン・免疫
肺がんゲノム医療の新たな展開 ~RET融合遺伝子陽性肺がんに対する新薬の登場~
肺がんゲノム医療の新たな展開~RET融合遺伝子陽性肺がんに対する新薬の登場~ 国立がん研究センター東病院 呼吸器内科 後藤功一先生 肺がんは、日本における部位別がん死亡数の第1位です。患者数が多いことで分子標的治療薬や免疫チェックポイント阻害薬などの治療が進歩してき
国民皆保険の持続性とバイオシミラー ~バイオシミラーの基礎から普及への課題まで~
11月15日に東京大手町のKDDIホールにて、ファイザー株式会社によるバイオシミラーに関する記者説明会が開催されました。バイオシミラー(以下、BS)とは、バイオ医薬品(先行バイオ医薬品)の後続品で、近年注目され、政府もBSの開発・使用の推進を掲げています。記者説明会では、
抗血栓薬の種類・作用機序と使い分け
心血管イベントの原因となる各種血栓の形成は、血液の凝固系と深いかかわりをもっています。そこで抗血栓薬が凝固系の特定の場所に働きかけ、凝固を抑制していくメカニズムと使い分けを解説します。 1. 血栓症、塞栓症に使う薬とは 血栓症、塞栓症はどちらも血液が
患者さんがステロイド使用に不安を訴えている!
解決の糸口はココ ●ステロイド療法が変化してきていることを知っておこう ●患者さんの不安がどこにあるのかを丁寧に聞いていこう ステロイドの効果と使用法の変化を理解してもらいましょう ステロイドは、もともと体内にあるホルモンをベースにしてい
抗不整脈薬の種類・作用機序と使い分け
不整脈には、頻脈性不整脈と徐脈性不整脈があり、薬物治療の対象となるのは主に前者です。抗不整脈薬は心筋のイオンの流れを標的とすることから、心臓の電気現象に治療薬がどのように働きかけているかを解説します。 【関連記事】 ● 薬物の体内動態を理解しよう● 心不全薬の
高齢者、小児、妊婦のステロイド使用時の注意点がわからない!
解決の糸口はココ ●高齢者、小児、妊婦それぞれの特性を理解しよう ●副作用への対処法を覚えておこう 高齢者は「骨粗鬆症」「感染症」に注意しましょう 75歳以上の後期高齢者になると、加齢によってさまざまな生理機能が低下してきます。肝機能や腎