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【連載】急変を見逃さないためのフィジカルアセスメント

ショックの5Pとは?ショックの起きる原因と対処方法

  • 公開日: 2009/9/8
  • 更新日: 2020/3/26

ショックとは?

私たちが日常会話で用いる「ショック」とは、急に加わる強い打撃や心理的衝撃を示しています。
つまり、なんらかの事件や事故を見聞きした時、災害にあった時などに体験するのがこの「ショック」に当てはまります。

時々、ショック死という言葉を聞きますが、心理的衝撃によって生命が絶たれるというのは、生理学的に考えると、若干の相違があるような感じがします。
要は、なんらかの心理的衝撃によって生理学的な異変が起こり、その結果死亡につながったと考える方が、医学的には通用するということです。

このことを踏まえ、今回は「ショック」について考えてみたいと思います。
患者さんが状態変化を起こしている場合、なんらかの「ショック」が関係していることがあります。
例えば、術後の出血性ショック、心筋梗塞を起こした場合の心原性ショックなどがあります。

ショックの定義

生理学的にショックとは、以下のように定義されます。
ショック・・・急性全身性循環障害;
重要臓器や細胞の機能を維持するために、十分な酸素や栄養を供給するための
血液循環が得られなくなった結果、発生する種々の異常を伴った状態

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* ショックの定義、症状、診断基準と見極め

ショックの5Pとは?ショックの特徴的な身体変化

ショックの特徴的な身体変化は、ショックの5Pというものがあります。

・蒼白     (pallor)
・冷汗     (perspiration)
・虚脱     (prostration)
・脈拍不触  (pulselessness)
・ 呼吸不全  (pulmonary insufficiency)

ショックの分類と原因

ショックには、大きく分けて4つあります。これらは発生要因によって分類されています。

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