早期離床に関する看護計画|胸腔ドレーン挿入中の患者さん
- 公開日: 2022/6/1
気胸に対する胸腔ドレーン挿入中の早期離床に関する看護計画
気胸とは、肺を覆う胸腔の中に空気がたまる状態です。胸腔に空気や液体が貯留することで呼吸困難が生じるため、胸腔ドレーンを挿入して胸腔内の空気や液体を排出させることで肺の拡張を促します。呼吸困難や胸腔ドレーンに伴う疼痛で離床が進まなくなる可能性が考えられるため看護計画を立案しました。
POINT
観察計画 O-P 病状の把握とドレーンを挿入しているためドレーンについても確認する。痛みがあると早期離床の妨げになることもあるため、痛みの程度も見ておく。
援助計画 T-P 離床によって肺の拡張が促されるため、早期に離床ができるよう呼吸苦や痛みに対してケアを行う。
教育計画 E-P 早離床の必要性や、そのために必要な知識を伝える。
*紹介する看護計画はあくまでも例です。この例を参考に患者さんに合わせた看護計画を作成してください。
■看護計画の書き方はこちら
看護問題リスト・看護計画の書き方|看護記録書き方のポイント2
看護問題
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